ある生徒の数学の授業に用意したプリントです。
4〜10までに計算問題を準備してあるのですがよくみると6,7,8はすべて「置き換えを含む方程式不等式」という点で同じテーマで、9,10も「二次方程式不等式」という同じテーマです。
これには意図がありまして、三角関数ではこの「置き換えを含む」のところから途端に理解が難しくなるので、この生徒が学校での履修より先に塾でこの分野を学んでいることを考えるとたぶんここで間違えるだろうなと予想していました。
で、授業では案の定ばっちり間違えたので丁寧に計算練習できました。
数学の授業は毎回生徒ごとに内容を用意しており、生徒の学力に合わせて作るので全員にたいしてスイートスポットを狙っています。塾を開いて今なお私が現場で頑張り続けている賜ですね(涙)
うちと同じ月謝でこれだけの内容を準備できるところは全国さがしてもそう多くないと思います。
問題は、このすごさを生徒が実感することはないということと、保護者のかたも当然知るよしもないということ。なので数ある他の塾と比較してどれだけ素晴らしいか、あんまり伝わりません。
建売住宅で「基礎工事を手抜きせずしっかりやってますよ!」と言われても工事した本人しか分からないようなもんでしょうか。