月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

うつ病に注意

中高生のQOLを下げる可能性が高いものの一つとして交通事故を昨日紹介しました。もう一つあると書いておきましたが、もう一つはうつ病です。

わかりやすさのためにうつ病と書きましたが、そうやって診断されるものに限らず普通科進学校に所属している中高生は精神的な抑圧を受けている割合がとても高いです。もちろん全員というわけではないし、抑圧を受けていない人の方が多いのは確かですが、抑圧を受けている人の割合は100人に1人とか2人とかいうレベルではなくて、100人いたら10人〜20人程度はそういうストレスを感じている可能性があるというのが実感です。

この手の精神的な抑圧というのは、交通事故による怪我と違って目に見えないので抑圧を受けている本人もその保護者も気づかないでひたすら症状が悪化していくばかりになりがちです。不登校など目に見える形になったとしても、やる気の問題と片付けられてしまうという悲劇になることがあります。

このブログを読んでいる中高生の保護者のかたは私より一回りは年上だと思いますが、みなさん世間知らずすぎ?あやしいなと思ったら、さっさと心療内科に行ってください。うつ病なんてインフルエンザくらいかかりやすいものなので、何も気にする必要はありません。インフルエンザは言い過ぎですが、少なくとも私の知る限りではノロウイルスに苦しんだ人よりは断然うつ病に苦しんだ人のほうが多いです。

会社員時代にはうつ病生産マネージャーみたいな人がいて、そのマネージャーの部下になった人は次から次へとうつ病になっていました。

塾を開いてからの話はあんまり書けないのですが、私のみてきた限りでは

「頭で理解していても身体が言うことを聞かない」

というのは黄色信号です。

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp