月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

日曜日きつかった時代

私は今でこそ自分の好きなことしかやらない人生を歩んでいますが、会社員として働いていた頃は「日曜日の夜が憂鬱」という時代がありました。いや日曜の夜どころか、土曜日から「休日が2日しかない」と思って泣きそうでした。

大学生まで狭い交友関係の中でしか過ごしていなかったのがいきなり社会人になると社内外のおじさん達と会話しなければならなくなる上、営業職なので初対面のおじさんに電話でアポをとって訪問しなければならないし、会社内の飲み会でもいろんなおじさんにビールをついで顔をうらなけばいけません。

社会人生活も2-3年たつと「会社員生活はあんまり頑張らないほうがお得」ということに気づいて、手を抜いて働けるようになりましたが1年目は真面目のカタマリだったので自分を追い詰めてました。

でも振り返るとそれもいい思い出というか、会社員のときに営業職で働けてよかったと思ってます。知らないおじさんと会話するトレーニングが出来たし、知らないおじさんと会話できればたいていの知らない人とは会話できるようになります。

私の会社は飛び込み営業をさせられることはありませんでしたが、自主的にやった時期があったので多分今も飛び込み営業をやろうと思えばできます。

なので「久々に営業でもやりたいな〜」などと妻に話しかけてみたら「営業やる気なかったでしょ」とマジレスされました。

そうなんですよ、私は中立的というかはっきりいって他人(他社)のことなんてどうでもいいと思っているし自社製品も愛着がないので「絶対うちの製品買って下さい!」とか思ってもないし当然言えないんですよね。「買いたければどうぞ」というか。なので営業の仕事の楽しみといえば、仕事で知り合った仲良い人と楽しく遊び感覚で働くことでした。売上なんて達成してもしなくてもたいして年俸変わらないですからね。

塾はこちらから「うちの塾で勉強しましょうよ!」といって人を集めてもたぶんみんな勉強しないので、「塾に入りたければどうぞ、辞めたい人もご自由に」というスタンスでちょうど良いんだと思います。あと私は大学受験で人生が変わった人間なので、同じように大学受験で人生を変えていってほしいという強いモチベーションがあって、授業を改善していく意欲は衰えません。なので楽しく働けています。

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp