月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

自分で考えて判断するなんてムリ

時間の使い方は自分で考えて判断しろと言った翌日ですが、高校生が自分にとって何がベストなのか判断するのはとても難しく、自分で考えて判断すると大抵遠回りになります。

自分に何が足りていないのか分析できないし、何をすればその弱点を克服すればいいのかわかりません。ネットには青チャートが良いという私みたいな人もいれば、他の数学講師の人でチャートなんてやるもんじゃないという人もいます。

調べれば調べるほど混乱するし、調べないで判断しようとしてもじゃあ本屋に行っていい参考書でも探しますか?何百とある参考書から珠玉の一冊を選ぶのもまた無理です。なんとなく「数学が苦手だ」くらいの問題意識だけではチャートと基礎問題精巧のどちらがいいか判断しようがありません。

なのでそういう難しい判断は私みたいなそれで飯を食っている人間にまかせてしまって、あとは教わったことを愚直にやればよいのです。たしかに私のアドバイスよりみなさんに適したアドバイスはありえるでしょう。しかし、そのようなアドバイスを求めてもそこに辿り着くまでに何ヶ月もかかるようなら、アドバイスの精度が80%程度であってもそれを受け止めて今日からやり続けたほうが結果はでます。あとは自分がやるだけだと悟って結果がでるまで何ヶ月か息を止めて水中を泳いで進むような勉強を続けるられるかどうか。

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
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