月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

模試に対する注意点 2

模試結果に対しては

・良い結果は受け止めて

・悪い結果はスルー

が鉄則です。

というのも、模試というのはあくまで模試であって入試ではないからです。

みなさんが受験するのは共通テストと国立二次、あるいは私大入試であり、それらの問題は模試とは質・傾向ともに異なります。模試がよくても入試でとれなければ受からないし、逆に模試が全くダメでも入試が良ければ受かります。

なので模試には学力がかなり粗い粒度で把握できるというくらいの意味しかなく、自分の学力を気にせずに第一志望にむけてひたすら突っ走っていける人は別に模試なんて受験しなくてもよいのです。逆に、模試の悪い結果にいちいち反応してしまう人は模試を受けない方がよいです。

特に高3はこれから毎週のように模試がある時期もあると思いますが、本当にそれら全てを受験する必要があるのかよく考えて下さい。

というかはっきり言ってしまうと、全てを受験する必要はありません。

国立大志望者は全統のマーク模試と記述模試だけでOKだし、私大志望者は記述模試だけで十分です。

大切なのは毎日、毎時間、毎分、毎秒を「何をすれば第一志望の合格に近づくか?」とうい観点で行動することです。丸一日かけて模試を受験するのと、丸一日自習するのとどちらが良いのかよく考えてください。

「とはいっても、学校で受験するのが強制だから」

みたいなこと思っている人!それは嘘です。受験者側がお金を払う模試で学校強制なんてありえません。受験者側の完全任意に決まっているのですが、学校の先生は住む世界が違うのでそういう適当な嘘を呼吸するようについてしまいます。

「とはいっても、同級生はみんな受験するし」

とか思っている人。世の中の大半の人がやっていることは、「みんなやっているから」というだけの理由でやっていて、しっかりそれをやる価値や意味を考えている人なんていません。

もちろん自分なりに意味を見いだせる人は受験したら良いのですが、何にせよよく考えて受験料を払って下さい。

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp