志望校、というより受験校を決めるときには
絶対受かる滑り止め1-2校
受かるかもしれないところ2-4校
第一志望 1校
くらいの構成にすることが一般的で、おおむねこのような考え方で組んでいくのが良いと思います。万が一行くにせよ行かないにせよ、滑り止めで合格を一つゲットしておくことは不安と恐怖しかない直前期の受験生活にちょっとした安心感をもたらしてくれるのでしっかり受けておきましょう。
受験校は増やせば増やすほど少なくとも一つ受かる可能性は上がります。現役での受験は学力にムラがあるのが普通なので、当日の問題との相性次第で受かることもあれば落ちることもあるからです。
ただし、あんまり連続しすぎると人によっては体力的に集中が持たないこともあるでしょうし、それが問題傾向の異なる大学の場合はそもそも過去問演習が追いつかない可能性もあるので、お金と日程の限り受験校を増やせるわけでもありません。
そう、お金の問題もあります。私大受験は一校あたり35,000円程度かかります。国立大はそれより少し安いですが共通テストも合わせるとだいたい同じくらいの費用がかかります。
受験校決定にはこのようにかなり多くのパラメーターが存在するので、真剣に考えると結構難しい問題になります。ですが大事なところなので、受験生は今のうちから色々シミュレーションして考えてみてください。