月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

志望校決定の注意点 4

私立大学受験と違って国立大学は前期で1校しか受験できないので、安全目に出願する人が多いです。どれくらい安全目かというと、C判定くらいだと不安の方が勝って出願しない、くらいです。A判定、B判定などほとんど合格が見えているものでも実際の出願となると恐怖が伴うことがあるようです。

人によって2-3年分の勉強生活が肩にのしかかっているので、実際の数字以上の圧力を感じるのだと思います。

たしかに共通テスト比率の高い大学(三重大、富山大、信州大など)の場合は二次で他の受験者と差をつけても一次の差が埋まりにくいため、安全目に出願するのが得策です。一方で、二次比率の高い大学(名大や名工大など)は数学の小問1つで一次の差を簡単に埋められるので、あんまりビビりすぎて出願を控えると損します。

とくに塾生諸君は、授業中の添削で数学の記述答案がかなり良くなっているので、二次で数学が課せられている場合それなりに強気になってもOKです。入塾前の自分の答案(定期テストなどのもの)が手元にあったら見返してみて下さい。それが普通の高校生の答案です。

 

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
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