中学から高校に上がって、数学の学習に悩む人の共通点は一つ目が昨日紹介したように「やり方が間違っている」というものです。
高校入試と大学入試の問題を比べてください。
高校入試では10秒くらいで片付いてしまいそうな計算問題が出題されますが、大学入試では30分かけて1問解くような問題もあります。問題の質が全く違います。
つまり競技内容がサッカーから野球に変わったくらい、高校入試と大学入試が変わったということです。
内容が変われば、対策方法も変わります。その点を分からないと、やってもやっても学力が上がらないということになります。
もう一つ、数学が得意にならない人の共通点は「勉強量が少ない」です。
数学は大学受験の科目の中でもっともハードで、覚えることも理解することも大量にあります。これを一日30分とか1時間、あるいはテスト前に数十時間やるだけというのはあまりに勉強時間が少なすぎます。
学校についたら教科書を開く前にまずチャートを開く。
学校の授業中は教科書開かずにチャートを開く。
放課後は図書館に行ってまずチャートを開く。
帰宅してご飯を食べたらチャートを開く。
くらいの勢いで、ひたすら数学ばかり勉強して欲しいです。
これは大げさではなくて、最初の1-2ヶ月くらいは他の科目は全くやらずに数学だけやるというのでも全然ありだし、入塾する生徒の学力によってはそのくらい数学漬けになってもらうことも実際にあります。
ということで数学のできない人の共通点と、「チャートをひたすら解きまくれ」というとても簡単な解決策をご紹介しました。
正直、うちの塾で教えていることは「チャートをひたすら解きまくれ」以上でも以下でもないので、これを愚直に実行してもらえれば塾に行かなくても数学はどうにかなります。
試して見て下さい。