月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

ステルス値上げ

大学で授業を受けていると先生によってコロナ対策は様々です。科学的に考えることの文字通りのプロである大学の先生(しかも理学部の先生)がたの間でも温度感があるということは、もはやこの現象に対する判断は科学ではなく宗教的なものだと意味しているように思います。私は屋外でマスクをしている人をみると「正気かな?」と思うんですが、宗教的なものというかただの好みなのでただわかり合えないというだけの話です。

たとえば私は音楽のジャンルでは洋楽のハードロックヘヴィメタルを好むんですが、邦楽のポップスを好きな人とは音楽の話ができないというだけでそれ以上でもそれ以下でもありません。

このような考えをしているので、当塾では巷でよくあるマスク着用や手指消毒について一切ルールを設けていません。したい人はすればいいし、したくない人はしないでOKです。「周りの人を不安にさせないようにマスクをしなければいけない」とか言い出す人は、マスクをしている人をみると不安になる私みたいな人にはどう配慮してくれるんでしょう?まあ宗教の問題と思えば仕方ないですね。不安な人は、マスクを二重にしたり三重にしたり、ゴーグルをしてみたり、家にこもったりして自分で対策したらよいのであって、他人をどうこう言うのはやめてほしいです。妻は「どこかのご老人に感染させたらどうするのよ?!」とか私に言いますが、そんな遠い高齢者の健康なんて気にして生きてられません。健康保険税と年金を払ってるだけで勘弁して下さい。というか高齢者側がこちらに気を遣って外出自粛していただきたいです。

以上のとおり結局は個人の勝手でしょということで私の中で話は丸く収ってるんですが、これがサービスの売買になるとステルス値上げになってるケースがあって、それはダメじゃね?と思います。

たとえばラーメン屋さんがマンボウのため20時閉店になるのは多少不便になるだけでこちらに実害がないんですが、月額サービスなどで「明日から一週間お休みです!」とか言われたらどうでしょう?

うちの塾で「明日から一週間お休みです」とか「授業時間を110分から60分に短縮します」となったら、保護者の皆さんは「じゃあ月謝の返金とかあるんじゃないの?」ってなりますよね?

市立図書館で閲覧席が利用制限されるとか、市営プールでドライヤーが使えないとか色々な場面でサービスが低下してますがその分の市税負担は還元されるんでしょうか?

その辺がかなりうやむやになってるんですが、マスクをしていればとりあえず安心と思っているくらい頭が働いていない多くの人にはなんとも思われないのかもしれません。

アホなのは個人の勝手ですが、人のカネが絡んでいる場面でアホな判断するのはやめてほしいです。

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp