月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

生まれるはずだった人が何万人?

私は世の中のコロナ対策はほとんど全て無駄だと思っていて、若い人は何も気にせず普通に生活するべきだと考えています。それはちょうど、高校から与えられる宿題は無意味とまではいかないものの、もっと他にやる価値のあることがたくさんあるということと同じです。そのため塾ではマスクなどしないでokとしているし、濃厚接触で自宅待機の人も自分が元気なら通塾okです。といってもマスクをしている人はまだ多いし、濃厚接触で欠席するという人も多いです。うちの塾は授業一回で4000円〜5000円もして振替もないので何事もなかったように通塾してもらったほうがいいと思います。あと私はみなさんの表情をみてコミュニケーションを取りたいので素顔の人のほうが断然好感です。

こんなことをいうと現在通塾している人も含めて反感を買う可能性が大きいと思いますが、将来の自分自身の生活と今の若い人の生活のためにも言っておきます。

すでに老人大国で老人の医療費のために私や生徒保護者のみなさんの給料は吸い取られています。この2-3年で老人の寿命を数ヶ月か数年か延ばすためにアホみたいな金額の税金が費やされており、今後も間接的に老人にお金が吸い取られます。有権者に占める老人割合が大きいので、政策が老人有利になるのはもう諦めるしかないです。

それ以上に、この1-2年で婚姻数も出生数もだだ下がりしています。私たちの給料が老人に吸い取られる金額というのは、超ざっくり言えば 老人数/若者数 で計算されます。老人が増えるだけでなく、今後働き手となる20年後の若者が激減しています。分子が増えるだけでなく分母も減っているのが現状です。

婚姻数の減少は将来生まれてくる子どもの減少を意味します。見方を変えると、私たちの現在の過度な対策は、老人やコロナにビビっている人を少し安心させる一方で、将来生まれてくるはずだった赤ん坊を数万人単位で殺しています。

というわけで先日、木村家の長男が無事一歳を迎えて、一升餅を背負って頑張って立とうとしてスッテンと転がる可愛い姿を見るという幸せなイベントがありました。この子が物心つく頃にはさすがに世の中に日常は戻っていると思いますが、成人する頃には重税を背負ってスッテンと転ぶことがないよう、たくましく育っていって欲しいです。

 



大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp