清須校舎隣には豪邸があったのですが先月から工事で取り壊されていました。
コンクリート造家屋を壊すのにはそれはもう、日中は大変な轟音でした。その上防音シートをやぶってコンクリート破片が飛んでくるので車が傷つかないように避難する必要もありました。
しかしあんな大きい建物も、順序立ててやっていくと更地にすることができるというのは実際目の当たりにすると驚きます。作る人もすごいですが壊す人もすごい。
もしお金と道具を無限に与えられたとしても、どうしたら一軒の家が更地になるのか想像もつきません。色々経験があるから、足場をつくって、室内の什器を撤去して、クレーンで壊して、でてきた鉄筋を分別して処分して・・・という流れを計画的に実行出来るのだと思います。
ということで塾に結びつけると、うちの塾ではこれまで何十人の高校生の受験を見てきました。見てきたといっても高校のようにただ宿題をだして終わりではなくて、授業で学力を観察して、自習でやることをアドバイスして、授業で予後が良好か確認して、勉強面で不安や悩みがあれば聞いて、出願のときには背中をおして、などそれなりに密に接します。青春は密ですので・・・。
という甲子園ネタはさておき、ある生徒が入塾したら、どの参考書を、どのタイミングで、どのように取り組んでいけば良いかだいたい予想がつきます。志望校が明確な場合には受験科目も考慮して指導していきます。受験生なら共通テスト後にどういう出願をするのかもある程度想定しておいて、高3の秋以降の勉強を考えることもあります。これが塾の仕事の専門性なのだと思います。