BOOKOFFでこち亀を買いました。
一冊100円なので気軽に読めて良いです。浅い話と思いきや、結構マニアックな内容もあって勉強になります。
今日読んだ中で気になったのはこの話。
カクカクしたデザインはcgiチャットに見えます。今時はLINEでリアルタイムでメッセージの送受信ができますが、2000年頃はcgiチャットといってサーバにメッセージを送信したあと、相手がリロードしないと相手画面にメッセージが映らない仕組みのチャットサービスがありました。同じタイミングでチャットにログインした日本のどこかのだれかとコミュニケーションをとるものです。どんなに会話が乗っていてもメッセージは数分置きで、逆に会話が盛り上がらないと5〜10分だれも喋らない時間もありました。MSNメッセンジャーを初めて使ったときは感動しました。通称「メッセ」です。登録している友達がオンラインになると話しかけられるチャットです。
当時はインターネット接続するのも3分十円などの料金を払ってISDNという64kbpsの細い回線が主流で、親が電話代を払ってるとはいえ毎日何時間も接続するわけにはいかず、でもインターネットという世界中の誰とでもやりとりできてしまう世界の魅力にはかなわず、電話料金が安くなる23時から明け方までずっとネットをするなどしていました。たまにCATV=ケーブルテレビでネット契約をしている人がいて、ケーブルテレビのネット回線は24時間つなぎっぱなしで回線もたしかMbps単位と高速だったので羨望のまなざしでした。
もう20年も前の話なんですね。WindowsXPの起動が1分20秒くらいで「うわ起動早っ!」と感動できた時代です。中高生はこんなことかかれてもオッサンの昔話くらいにしか思わないかもしれませんが、逆に保護者世代のかたのなかには「そんな時代あった!」と懐かしんでもらえるかもしれないのでblogにしました(藁)ちなみにblogも2003年あたりに広まった時はweblogの略語として登場してそれまでの日記サービスと違ってトラックバック機能があることが主な差別化で…(ry