中学生の英語の教科書を見ていると、本文が超具体的な会話や物語が多いので単語の意味さえ分かってしまえば文構造や修飾関係を意識しなくてもだいたいの意味がとれてしまうことが分かります。
だいたいの意味が分かってしまうと、あとは雰囲気づくり勝負みたいなところに脳みそを使うしかなくなります。でも雰囲気勝負の意訳力に磨きをかけることは、使い古してあとは明日捨てるだけの洋服の汚れを一生懸命洗剤で落とすようなところがあって、報われません。
単語の意味だけで意訳勝負の世界に中学3年間浸った後高校生になると、文構造を意識する習慣がなかなかつきません。
そこで単語の意味を無くして文の骨格だけを意識するようなトレーニングを作ってみました
単語の代わりにS, O, C, 名詞などの役割だけ残して、意味を考えてもらいます。
また一つ、すごい発明をしてしまいました。今は高校生向けの教材で導入しているだけですが、英語教室(仮)にも移植したいです。