月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

本日1459文字

中学生が内申点のために定期テストに力を入れるのは分かるんですが、一般入試を予定している高校生が定期テストに力を入れるのはいつみても不思議です。テストのためにテスト範囲の問題集を解くなら、入試のためにチャートを解いたほうが良いです。例外として推薦入試を予定している人や大学入試にむけての勉強といわれても実感がわかない人は一時的に定期テストにエネルギーを割いてもいいかもしれません。

私だけ感覚が著しくズレているんでしょうか?

普段、どこいくにもマスクしてないんですが先日は初めて大学の授業中に先生に「マスクある?」と聞かれて、ないと答えたらマスクを差し出されました。まあそういう神経質な人もいるよなあと思って「体質的に(=健康なので)できません」と適当に答えておきましたが、なんとその先生、授業中バンバン学生を指名して答えさせるし、なんなら演習中に私のとなり30cmの距離まで接近してあーだこーだ指導してくるのです。

いや、神経質になるなら学生にしゃべらすなよ、しかも俺の隣でべちゃくちゃ喋るなよ

と思ったんですが、マスク大好きなみなさんにはこの話は「まあそんなもんやろ」と思うんでしょうか?私にはコロナ脳乙としか思えないんですが。

もちろん、上の話は人間は理性ではなく感情で動いていることの簡単な例なので、あんまり論理上の矛盾をつっこんでも仕方が無いことは分かっています。それが人間らしさであって、私に著しく欠けていることでもあります。

テスト勉強にエネルギー割いてしまうのもこの話と同じ人間らしさに他ならないと思いますが、学歴で人生だいぶ変わるので感情的な居心地の良さよりも学力をとるほうをおすすめします。

というかもう少し自分の人生を大切にしたほうがいいですよ。↑の大学の先生はそのとき「名古屋大学の方針なので」とかいって私に注意してきました。たしかに私は今名古屋大学の一学生ですが、私の人生に大学の方針なんて関係ありません。俺は俺の方針にしか従わねえんだよ!と思います。自分にポリシーのないやつほど、「ルールだから」といってルールを押しつけようとするんですよ。

似たような例でいくとこの辺の高校は「国公立を受験しろ!」とかいう超意味不明な方針を持っていて、そういう価値観があるのはいいんですがそれを高校生におしつけますよね。そんなの「ラーメンを好きになれ!」といっているようなもので、ラーメンがどうしても好きになれなくてカレーを食べたい高校生にとっては受け入れがたい方針です。どこを受験するかなんて好みの問題なのだから、親に学費などの合意を得ていればどこを志望しようと他人に文句を言われる筋合いはありません。でも塾をやっているとたまに

木村「どこ志望なの?」

生徒「高校の方針で〜〜〜」

とかいいだす人がいるんですよ。そういうときは

木村「いや、高校の方針じゃなくてお前の人生なんだからお前がどうしたいか聞いてるんじゃ!!!」

じゃなくて、「あなたはどうしたいの?」柔らかめに聞くんですが、ビビりますよ。

自分の人生は自分で決めるもの、っていう感覚が希薄すぎません?

高校の方針なんて従うかどうかは個人の問題であって、軽んじてしまっていいんです。

 

なんて書いても見渡す限りマスクの世の中(=得体の知れない何かに従う人しかいない世の中)に伝わるわけないですね。勢いあまって1400文字も書いてしまいました。反省orz

最後まで読んでくれた人ありがとうございました。

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
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