ワールドカップで負けた国のサッカー選手がしばしば
審判が不公平だった
といって敗因を他人のせいにするのは興味深いです。
というのも、何か問題があったときに原因を他人のせいにする人は誤解をおそれずに言うと人間としては能力が低く、自分のせいにする人は能力が高いからです。代表選手になるほどのサッカー選手ならおそらくほぼ全員が問題の責任の所在を自分に求めるタイプのはずです。それなのに、負けたとたんに「審判が悪い」となるのは興味深いです。
でもおそらく、こういうことです。
もっとサッカーが上手くなるにはどうしたらよいか?個人として、そしてチームとしてどう改善していけるのかをずっと考えつづけて、毎日一般人には想像出来ないくらいストイックにトレーニングし続けた状態で試合にのぞむと、「もうこれ以上何もすることがない」となるのだと思います。それで負けても自分やチームとしてできることは全てやったから、じゃあ何が悪いかというと審判が悪かったことにするしかないのです。
というわけで今日は決勝戦!アルゼンチンかフランスか?!