月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

人助け

この年になると10代の頃にはなかった煩悩にまみれてしまうので、何か善行をするにしてもその見返りがあるはずと思ってしまいダメですね。今年は書き初めで「運」と書きましたが、運に恵まれたい!という最強の煩悩っぷりを発揮しています。

徳が高い人ってそういう見返りをもとめずに善行ができると思うんですよ。素晴らしいと思います。私の場合はどうしても煩悩が並行してしまうんですが、それでも人助けになるチャンスがあれば積極的に拾っていこうと思います。仕事と違って、街で遭遇する人助けのチャンスって結構瞬発力がいるので、後から「あのときなんで声をかけなかったんだろう」と思って後悔することもあるんですよね。

先日は高速道路でハザードランプをたいて追い越し車線を停車している車がいて、うわあぶなっと思って回避したんですが、車の中に意識が飛んだ人がいたかもと思うと、なんであの場で自分は車を止めなかったんだろうと思って後悔しました。

実は私10年以上昔の話ですが、自損事故で高速道路で停車して何も考えられず頭が真っ白になっていたことがありまして、その時に「大丈夫か!発煙筒ある?!」と声をかけてもらった経験があります。今思えば、その人も車を高速道路で停車してかなり危険な状態だったはずですが声をかけて助けてくれました。あのときしてもらった善行を自分はまだ誰かにしていません。

死ぬまでにはどこかでしたいです。というか、するまで死ねないですね。

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
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