月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

卵かもしれない

うちの娘が BB弾をクワガタの卵と思い込んでいるように、高校生たちも一見無謀な目標を立ててそれを実現できると思い込みがちです。

とくに公立中から公立高校に進学した人で顕著です。

私なんかはもう何年も受験をみているのである程度は予想がついてしまうんですが、かといって「それは流石にムリ」と否定するようなものでもありません。

無謀な目標でもそれによって勉強のエネルギーを得られるなら、持ち続けたほうが良いです。

そしてそのような無謀な目標も、高校3年間の急成長でクリアしてしまう人がたまに出現します。

中学の勉強と高校の勉強は性質が異なること、高校生になって成熟した結果中学時代よりも勉強にまじめに取り組むようになること、良い先生と出会えることなど、いくつかの要因があります。

とりあえず高い目標を立てて、それに向かって頑張ってみてほしいです。