月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

恩師伊藤先生の話1

私は学生時代、幸運なことに口うるさい親も教師もいなかったので、高1のうちは勉強なんて何もせずにバイトばっかりして、高2の後半から受験勉強を詰め込み、1年ちょっとの勉強時間で慶應大学に合格できました。

私大なのでみなさんあんまりピンとこないと思いますが、1年ちょっとの勉強で名大経済に受かったくらいの難しさです。あーこんなこと言ったら、国公立コンプレックスの人がどっかで私のことを叩きそうで怖いな。まあ科目数の違いがあるからそもそも比較できませんが、イメージとして考えてください。

一般には名大経済合格者全員が慶應経済に合格できるわけではないし、逆に慶應経済合格者の全員が名大経済に合格できるわけでもありません。

さて、高校時代を振り返ると「この人がいなければ今の自分は絶対にいない!」と言える恩師が何人かいるんですが、そのなかでもダントツでお世話になった先生が高校時代に私が通った個人塾の先生です。

小田原市にある雄勝學舎(ゆうしょうがくしゃ)という塾の塾長の伊藤先生で、みんなからは「教祖」と呼ばれていて私も教祖と呼んでおります。

私は高校2年生のときに高1のときの担任の内田先生に「受験勉強どうやったらいいか?」と相談にいったところ「斉藤の行ってる塾がいいらしいからそこいったら?」と言われて、教祖の塾を紹介してもらいました。

雄勝學舎は当時卒業生がまだ出ていなくて、怪しい個人塾の一つでした。私は一期生の学年に高2の秋から入塾することになります。当時高校の同級生は、河合塾やSTEP(神奈川県で有名な塾で愛知県で言うところの野田塾)に通う人が多かったんですが、なんでそんな適当な予備校選択で合格できると思うのか私にはまったく理解できませんでした。雄勝學舎からは合格の香り、じゃなくて塾生が給湯室で作る即席ラーメンの香りがしてそれにも驚きましたが、ここで頑張りたいという気持ちになる塾でした。

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp