中学受験や大学受験と比べると高校受験の影響は限定的であるように思います。
第一に、試験までに長期間苦しむことがありません。中3の冬までは2ヶ月サイクルで定期テストをクリアしていくことが目先の目標となります。各回の勉強量もそこまでハードになりません。目先のテストをクリアしたあと、中3の冬休み以降くらいから入試対策も本格化しますが苦悶する期間としては短いです。
第二に、内申点獲得のために先生に気に入られるかどうかという自分ではどうしようもできない部分の影響の大きさがあります。大学受験はペーパーテスト一発勝負のため、問題との相性という運要素もありますが基本的には自分がどれだけ勉強したかで結果が決まります。これまでの塾生をみていても、たくさん勉強した人はある程度希望のところにおさまるし、そうでない人は基本受かりません。自己責任の世界です。一方で中学の先生に好かれるかどうかは、自分の努力というよりは人間同士の相性の世界です。とくに男子が割を食うことが多いようです。
それでも成長の機会としてはないよりあったほうが良いです。公立高を2つ受験できる愛知県では高校受験が成功体験になる可能性が高く、自信を積み重ねることができます。