月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

公開処刑が減った気がする

そういえば以前は、高校生活の引退前に部活を辞める塾生が顧問の先生に

「部活を途中でやめるやつは、受験もうまくいかない」

という謎発言をしばしばされていましたが、最近は聞かなくなりました。

部活を辞める塾生が減ったのか、言われる機会が減ったのか、私と塾生のコミュニケーション機会が減ったのか、どれでしょう?

「みんなの前で公開批判された」

という話もすっかりきかなくなりました。

公開批判というのは、内職や補習欠席など学校の意図とあわない生徒にたいして学年集会やホームルームなどで

「補習を欠席する人は非国民だ」

くらいのことをいわれて、たいていの場合それに該当するのがその集団内でうちの塾生しかいなくて実質指名でつるし上げられるものです。

心が強い人でもそうやって言われると辛い思いをするのは間違いないんですが、私の破断感覚では公開批判される人は希望のところに受かることが多いので、合格の予兆に思います。

結局、受験勉強は自分でどれだけ自習するか勝負なので、内職というのは難関大学に受かろうと思ったら必須行為のはずなんですが・・・。みんなが学校の授業を聞いているところ自分だけ内職するというのは、水泳の競争でよーいドンの合図で一人だけ水から上がって、プールサイドを全力疾走するくらいインパクトありますよ。

そもそも「内職」という響きが良く無いんですよね。もっとポジティブな言葉を当てましょうよ。

「自発学習」くらいでよくないですか?

 

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