混成軌道とか量子論のような、普段の生活からは全く想像もつかない世界の話は、誰が説明するかでだいぶ分かりやすさが違います。
説明のうまい下手もあるんですが、一番大きな違いは講義のスタイルです。
大学の講義は主に「パワポでガンガン説明型」と「昔ながらの板書型」で別れます。
口だけ動かしていればいいパワポで説明型を採用する先生が多いんですが、難解な内容は板書型に限ります。
パワポ説明型は綺麗なイラストや写真を見せることができて、確かに見栄えはいいです。

でもこんな難解な内容を絵で見せられたところでスライド1枚の情報を脳が処理しきれないし、パワポ型の授業ってたいていスライド数が30〜40というアホみたいな枚数を90分にぶちかましてくるんで、ムリに決まってるんですよ。
綺麗なパワポを作るのが目的なのか、学生に理解させるのが目的なのかと問いたい。
小一時間問い詰めたい。
一方で、板書型は勉強するのに理に適ってます。
どんなに早口な先生でも板書すれば説明のスピードが落ちるし、こちらも板書を写しながらゆっくり考えることができます。
これは受験生の勉強でも言えることで、よく「参考書を読んでます」とかいう人がいるんですが高校の勉強を読むスピードで理解できるわけがないんです。
ノートに写すことはそれ自体たいした意味はないんですが、ノートに写すことで読むスピードが書くスピードに制限されることで、参考書の内容をゆっくり脳にインプットできることが重要なんです。