月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

興奮

昔から夜型人間なのと音に神経質なので24時を過ぎて静かな時間帯にならないとなかなか集中力を発揮できません。逆に24時を過ぎると一気に頭がさえてくる気がします。気がするだけだと思いますが・・・

昨晩24時過ぎの話。来週に提出予定の大学の課題がありまして4ページほどの論文を読んでそれを20分でプレゼンするというもので、与えられた論文が難しすぎてだいぶ苦戦していました。

バヌアツ、トンガなどオーストラリア周辺のプレート沈み込み帯において、沈み込む下盤側のプレートに大陸塊など浮力の大きい場所があると、そこは沈み込まず上盤側に衝突し、そこがヒンジとなってプレートが急速に回転するというのが主旨です。

これまではプレートの運動に古地磁気を使っていました。マグマが冷却するときに岩石中の磁性物質がその当時の磁北を指すのですが、プレートが動くとその磁性物質の指す向きが回転します。その場所が90度回転したら岩石中の磁性物質は東か西を指します。

最近ではGPSによる地点観測が進歩しているので、古地磁気の記録にあわせてGPSデータ、さらに地震のときのすべり記録などもあわせて解析することで、プレートがどの回転極を中心に回転したかを調べることができます。

この論文のポイントは沈み込むプレートが均質ではないというところです。普通、私たちがプレートの沈み込みを想像するとき、たとえば南海トラフや日本海溝などにおいては滑り込む面はすべて均質な海洋地殻を考えます。

浮力がどこでも変わらなければプレートは下に沈み込みます。

しかし、浮力が高い場所があるとその点は沈み込むことができないため衝突に終わり、衝突によって生まれた力は上盤側のプレートを回転させるというのがこの論文のポイントです。

最初は4ページ読んでもほとんど書いてあることが分からなかったんですが、熟読していって「ああそういうことか!」が連発したあたりで久々に勉強で興奮しました。

深夜3時に作業を終えたんですが結局興奮で寝付けず、朝5時くらいまで目がさえていました。

 

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