月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

強制しない

最近は厳しくすると退学してしまうからか、管理教育の手も10年前と比べると緩やかです。でも未だに続いているといえば続いています。たしかに大学合格だけを考えれば、自由放任で育てるのと管理教育で育てるのと比べると後者のほうが期待値は高いでしょう。

ただ、それが教育的かというとむしろ反教育的です。

大事なのは合格することではなくて、高校生が自分のやることを選択することです。

自由放任していると、10人中7人くらいはラクなほうに流れます。でもそれでいいでしょ。自分にとって勉強が価値があるものだと心の底で思っている人なら、どこかで「あーサボっちゃった、こんなのだめだ」と気づきます。

補習漬けにしていると自分にとって必要なことは何か、価値があることは何かを考えるヒマがありませんし疑問にも思いません。

塾で生徒の様子を観察していると「このままだと合格するのは難しいだろうな」と思う場面があります。でも基本的には口出ししません。たまに保護者のかたに「激励してやってください」などと言われてタイミングがあれば実際に声をかけてみることもありますが、もし「木村先生の一番よいと思う接し方をしてください」と言われたら何も言わないことのほうが多いでしょう。

自分から声をかけるのは、生徒の顔色が先週比で著しく悪化しているときですね。

 

相伝学舎 清須 http://www.sodeng.jp
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