月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

入学式前に履修登録?!

最近、私の大学生活スタートに伴い色々授業の時間変更をお願いすることがあり生徒のみなさんはご協力ありがとうございます。

入学式は4月5日(月)なのですが、なんと履修登録(どの授業を取るか決めてwebで申請する)のが4月4日(日)の18時までで、その説明会がなんとなんと本日4月3日(土)の14時〜16時だったのです。整理すると

 

4月3日(土)14時〜16時 履修説明会

4月4日(日)18時 履修登録期限

4月5日(月)入学式

 

慶應に入学したときは入学式があって、その後にオリエンテーション期間といって1週間くらい履修説明会や授業の紹介(第一回授業に先立って、この授業はこんなことやりますというのを先生が説明する)、サークルを決めたりサークルの先輩に履修のやりかたやラクに単位が取れる授業を教わる猶予期間があったので、名大の仕組みに驚いています。

というか驚いている余裕はあんまりなくて明日4日(日)のスケジュールは

10時〜12時 清須で授業

15時〜16時 大学で英語のクラス分けテスト

18時からは清須で授業のため↑のテスト後はすぐに清須に戻る

となっており、今日のうちに履修登録を済ませて明日は微修正のみという状況にしておかないと間に合いません。

履修登録を済ますといっても

・履修の仕組みを調べて理解する

・履修登録のやり方を調べる

・選択科目では何を選ぶか決める

など調べること、決めることが多くて35歳のおじさん的にはサークルの説明会に飛びこんで上級生に教わるということもできないので自力でやるにはなかなかキツイです。

 

塾での仕事についてはもちろんこれまでどおりしっかりやっていきますし、なんならサービスの改善プランもいくつか持っていますのでご心配なく!

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
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大学生活1日目

私の感覚では

大学登校初日=入学式

だったのですが、名大生活1日目は入学式の3日前の本日行われた「教科書販売等ガイダンス」なるものでした。

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電話で「行けません」と問い合わせたところ「公式の行事なので参加してください」とのことだったので行ったのですが内容は

・生協の紹介

・入学アルバム用写真撮影(といっても生協が2万円で売っている商品)

・配付資料の読み上げ

というもので、正直youtubeかなんかで映像配布してもらえたら良かったのにと感じてしまったのですが、初めて大学生活を味わう私以外の99.9%の1年生にとってはそこまでつっこむほどでもないイベントだったのだと思います。

 

気になったのはプレゼン用のパワポで

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タイトル文字が切れてるやん!

 

 

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黄色いアンダーラインの引き方は統一できなかったのか?!

ていうかパワポのテンプレ無いのか?!

(テンプレとは↓のような企業ロゴやイメージカラーを用いて「マスター」を編集した基本のスライド。当塾は私が創業時に超適当に作ったが配付資料は一応これに統一している。)

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民間企業でそれこそ「提案資料のパワポ命!」くらいに綺麗な資料を作っていた私にとっては衝撃的な資料でした。

学生を集める=学生の時間を奪う、ということに関する意識も全くなさそうだし・・・

 

大学って牧歌的やなぁ〜

 

と思った一日でした。

でも大学のキャンパスを歩くのはいいですね。それこそ牧歌的な雰囲気があります。

大学のキャンパスって「自由」のニオイがするわ〜と慶應時代にも思っていましたが、それもそのはずで、大学のキャンパスって広いので排気ガスの汚染がそこまでなくて空気が綺麗なんですよね。自由のニオイというか、単に空気が澄んでいるだけというか・・・。

でも今日一日ですごくテンションが上がったので、18歳の入学生たちはもっと楽しめたでしょう。というかこれ去年は開催すらされていないのでは?こういう対面のイベントがあるだけありがたいですね。昨年は開催されなかった入学式も予定されていますし。

 

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就職おめでとう

4月1日といえば入社日ですね。私もかれこれ十数年前にトレンドマイクロというIT会社に入社して「新入社員」なるものをやっていました。入社日は会社の色々な偉い部長が偉そうな話を聞かせてくれたのですが全く覚えていません。唯一、シスコ出身のスキンヘッドのマーケティング部長が「『つなぐ』インターネットや!」といって、なぜかトレンドマイクロの仕事の話ではなく、前職のシスコでの仕事の話をしていたのだけ覚えています。あのときは「このおっさん、何でこんな話してんだろ」と思っていましたが十数年たってそれだけ覚えているので、新人へのありがたい話としては大成功、、なんですかね?

さて当塾でも4年前に卒業した第一期の卒業生がストレートで学部を卒業した場合今日が入社日なんですがこの代は文系が4名いてうち1名は卒業時に行方不明に(高3になって『助けてください』とかいって入塾してきたのに最後に報告に来なかったのでたぶん大けがか大病でも患っているのだろう)、うち1名は薬学部に入りなおしたという噂を聞き、残る2名のうち1名は妹さんが今通塾しており入塾面談のときに挨拶にきて近況を聞かせてくれたのですが、某自動車メーカーに就職して今日から社会人生活とのこと。

昨年の就活はネット面接だったそうで色々イレギュラーな状況のなか働き口を見つけて、さらに親元を離れての社会人生活らしく、いらんこと言う先生だらけの五条高校での大変な受験生活を1年と少々ともにした身としては、就職おめでとうという気持ちでいっぱいです。

塾をやっていると将来の心配をしてしまう生徒と逆に全く心配にならない生徒がいるのですが、この生徒、いやもう生徒ではないのでこの人、いやこの人は他人行儀すぎるからこのお方、いや鬼滅の刃か、まあなんでもいいとしてこの生徒は当時から就職したらいろんな人にかわいがってもらえる性格をしているのでまったく心配ないと思っていました。

THE日本の大企業(しかも製造業)ということで、大変なことも多いでしょうし、一人暮らしともなると精神的にキツイ瞬間もあると思いますが、新しい生活を頑張ってください。

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親戚と比較する親

塾をやっているといくつか危険な親の特徴が分かってきます。そのうちの1つとして

子供を親戚と比較する親はヤバイ

というものがあります。

親戚の誰々はどこどこ大学に受かったとか、どこどこ高校に受かったという事実に反応して教育に力を入れてしまう人はヤバイです。ヤバイというのはそのままいったらたぶんお子さんが病むということです。

教育というのは常日頃から他人と比較するのではなく自分自身の成長にフォーカスをあてるべきもの、というのは私の勝手な持論ですが大きく間違ってはいないと思います。私は仕事柄、例えば南山大志望の生徒がいたら過去の生徒と比較して学力的に余裕があるのかないのか考えたり、同じ学年の生徒に同じテストを解かせて相対的に学力を測ることがありますが、どちらもあくまで学力を客観的に把握するためだけのものです。

それにたいして親が子供の学力を他人と比較するというのは、比較することで何か手を打とうとしているのではなく、それによってただ自分が満足したいだけのものなので危険です。

比較対象は年齢が近い親戚や兄弟姉妹間というのが多いですが、赤の他人との比較と違って「同じ血だから」みたいな変な先入観もあるのかしりませんが、気持ちが燃えてしまうようです。

勉強というのが日本人全員が15歳まで等しく取り組むものというのも状況を悪くします。

たとえば親戚が野球で県選抜くらい上手になれたとしても「へえすごいね」くらいで終わるものが、勉強で名大に受かったとなると「頑張ればうちの子も?!」みたいな力が入ってしまいます。

子供のほうは親のそんなしょうもない反応をスルーしてしまえばよいのですが、小中学生くらいだと無意識のうちに親の期待にこたえようと空気を読んで頑張ろうとしてしまい、一方で自分は勉強で結果を出したいとは思っていないので親に言われて塾通いはするものの全然勉強をしない、みたいな状況が起こりえます。

親自身が自分の持つコンプレックスに気づき自己肯定感を高めることで、自分がやろうとしていることが子供を操ることでの自己実現だと気づかないと多分最後まで行ってしまうんだと思いますが、残念ながら私に専門性がないので打ち手は分かりません。

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いらん一言

部活を途中で退部しようと申し出ると事務的にすんなり行く場合と一悶着ある場合があります。

後者のケースでは「部活を途中で辞めるやつは受験もうまくいかない」という脳みそが筋肉になってしまった運動部教師の思い込みを聞かされることになります。

そんなのあるわけないのですが、まだ純粋無垢な高校生にはそうではないと頭ではわかっていつつも少なからずダメージを受けるようです。そういういらん一言を言ってしまうのが教師という職業の性なのでしよう。私も高校時代担任に嫌味を言われましたし、当塾の生徒も過去何人か心ない言葉を浴びせられていました。想像力がないからか自分の凝り固まった常識からは理解できないものにたいする許容度がゼロなんですよね。

もし塾生でそういう非難をされた場合には私が全力で励ましてあげるので言ってください。

ちなみに当塾は辞めたい場合には退塾用の書類をすぐに印刷して渡すのでそれを提出してもらって即退塾可能です。理由も聞きません。入塾するときと同じでひたすら事務的です。

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