月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

1言わないでも10わかる

別教室で授業を進行しているスタッフに伝言 私「ここに『3次関数の概形を確認する』っていうメモ、あるじゃん」 スタッフ「あ、3種類の形を教えときました」 私「そうそうこれ生徒に教えといてほしいっていうメモで、3次関数の概形っで3種類あるのと、x軸と…

斜行葉理(沼津市)

静岡の地学探検旅行で柱状節理をみた記事をupしてありますが、他にも色々見てきました。 クロスラミナ(斜交葉理)です。 この写真をみると単なる砂岩層のように見えますがクロスラミナになっています。 クロスラミナとは何か? 波が通ったあとの砂浜を思い…

英語のテキストを更新中

今、英語の授業で使っている解説プリントのアップデートをしています。このプリントを作ったのは2017-18年にかけてで、その後いろんな生徒に問題として解かせるなかで間違えやすいところが分かってきているので、解説の足りないところを補強しています。 英…

高校の物理と大学の物理

中学の数学と高校の数学が異なる以上に、高校の物理と大学の物理は異なります。 高校の物理といえば設問の状況を図示して、運動方程式や釣り合いの式を立てたあとは、適切な公式を用いて求められた物理量を解いておしまいで、入試でも難問になるとそこから定…

中学の数学と高校の数学

そろそろ中学の数学と高校の数学の違いを実感する時期です。 中学までの数学は、授業中に適当な公式や問題の解き方を習って、テスト範囲のワークを1-2回も解けばほとんどの問題は解けるようになり、あとは計算ミスをして70-80点くらいをとる人が多かったので…

1より大きいなんてありえない

今日、生徒が計算中に手が止まっていたのでどうしたのか聞いてみたら 「確率の計算が1より大きくなってしまって・・・」 と言っていました。 こういう感覚があるというのは普段からよく頭を使っている証拠です。確率は絶対に0から1の間しか取りません。それは確…

何のためにやっているのか

馬鹿馬鹿しい世の中の話の続きですが、先日静岡に旅行にいったときにこの絶景スポットに寄ってきました。 富士山が全く見えない、三保の松原の絶景です。 富士山が見えないとただの海岸です。「私の地元の小田原の海岸と違って、花崗岩が少ないな〜」などと…

修学旅行で反省文2枚

今の高3は昨年いくはずだった修学旅行が延期になっているケースが多いんですが、延期になりながらもなんだかんだでいけた高校があるなか、沖縄に行く予定が「中止」になってしまったところもあるそうです。 いや〜沖縄行きが中止というのは残念ですね。私も…

大学のレポート30枚

理系の大学生活は本当に忙しいですね。毎週のように何時間もかかるレポートを2-3本消化していて満身創痍です。でも大学で勉強する理科は最高に面白いので文理に迷う高校生がいたら是非理系を進めようかとも思うんですが、どの講義でも数学をがっつり使うので…

この先輩の後に続け

大学受験の合格には真似できる合格とできない合格があります。 昨日は数々の体験談を読んでいただいたと思いますが、自分もできるかもしれないという励ましになるような事例といえば 岩倉総合→名工大 の先輩でしょう。 清須校舎で月金に授業を受けている人は…

熱弁しました

今日は珍しく授業中に生徒の前で語りました。(チャート5回とけ、という話です) 塾のシステムはものすごく進化しているのに、それに反比例するように生徒の平均的チャート演習量が減っていて大変危機感を持っています。 昔は高1、高2、高3とクラスが分かれ…

愛知のドゥテルテ

・定期テスト勉強やってるやつはアホ ・チャート5回解かないと数学できるようになんない ・宿題と補習の勉強やってるやつはアホ などと世間様から「あの人に近寄っちゃだめ」と言われそうな言動を連発していたら、入塾希望者&面談希望者が続いています。 み…

昨年の休校が原因?

高校3年生で一通りチャートの勉強が終わった人に順次入試演習を解かせているんですが、やっぱり調子が良くないですね。もともと高校生活enjoy党の人が多いことを差し引いても全体として学力が低いです。 あんまり原因を考えてもしょうがないんですが、コロナ…

名大受験者カモン

講義が始まってから一ヶ月がたちますがもう10本以上レポートを書いていてレポート以外にも提出物が色々あるので、毎日何かに追われています。 でも理学部生活は最高に楽しいですね〜。 全ての課題において新しい発見があるのでそのたびに世界の科学的理解を…

テスト期間に欠席?

ということでチャート5回やれというのと似たトピックで、 テスト期間にだけ一生懸命勉強やるやつはアホ というのを述べておきます。これも最近言わなくなったのでズバッといっておきます。 断っておきますが指定校推薦狙いの生徒は当てはまりません。 一般入…

日本人のアイデンティティ

引き続き「国際開発」の授業の話題です。 フィリピンをテーマにして豊かさについて考察していきます。 今回のテーマは「アイデンティティ」でした。日本人のアイデンティティとフィリピン人のアイデンティティの比較は大変興味深いものでした。一つだけ特徴…

受験における性差

国際開発学の授業で先生が 「フィリピンでは勉強はやる気がある人に投資するので、マニラ大学では女子のほうが割合が多くて男子もバクラを除いてストレートの男子となるとマイノリティの部類」 と言っていました。バクラというのは身体は男性、気持ちは女性…

zoomアプリ

日曜日に高3向けに先日実施した塾内模試の解説を行います。 塾生は以下のアプリをダウンロードしておいてください。1年前に在籍していた生徒はすでに持っていると思いますが最新版にアップデートしておいてください。 質問相談がある人は解説後に対応します…

この先輩は見習えないわ

一つの参考書を繰り返しなんども取り組んで学力を上げる、というお手本ケースが昨日の金城の生徒でみなさんぜひ真似して後に続いてほしいんですが、こりゃ真似できないわという生徒もいます。 今年の3月に 西春→名古屋大経済 へ合格した生徒と、昨年の3月に …

この先輩を見習え

実際にチャート5回やるとたいていの高校では数学で上位1割以内に入ります。高2から入塾して数学をやり直す場合には借金を返す時期があるのでそう簡単に上位にはいけませんが、高3の最後のほうには同級生をごぼう抜きできます。 その例が、ちょうど今日の「よ…

信じよ

塾に入ると、私からチャートを5回やれだの、学校の授業なんて聞いてもしかたないだろうだの、色々とうるさいことを言われます。これらは今までの塾生たちのやり方とは異なるので言い換えれば生徒のやり方を否定している、生徒からみたら先生に否定されている…

チャートは5回解け

先日、塾内模試を実施したのですが数学が定着していない人が多かったので、久々に本当のことを言っておきます。 これ言うとみんな引くんじゃないかと思って最近は発言を控えていたんですが・・・。 チャートは5回解け! ということで、青チャートは5回繰り返し…

柱状節理(沼津市大久保の鼻付近)

沼津市で地学観光をしてきました。 沼津市は伊豆半島の根元にあります。伊豆半島はプレートがぶつかりあったり、沈み込んだりと地学的にはとっても忙しい場所です。プレートがぶつかるところでは地下でマグマが発生し、それが地上で火山になります。 火山か…

GW合宿の感想 その2

集中出来る環境に身を置く、というのも受験スキルの一つですね。 勉強なんてすればするほど楽しいですからね。 迷ったらやってみる、という姿勢でいると人生豊かになりますね。 やることを事前に決めておくことのメリットを実感していただけましたね! 大学…

GW合宿の感想 その1

合宿最終日に感想を書いてもらいました。 高1、高2だと丸一日自習することも少ないかもしれませんね。 家にいてもyoutube見るくらいなもんでしょうから塾にきて未来の自分のために勉強したほうがいいですよね。 自分の限界が自分の想定より高かったってこと…

勉強方法は情報だらけだからこそ難しい

今の時代だれでもスマホをもっているので気になることがあったらすぐにネット検索をするのがあたりまえで、それほどインターネットの活用が日常的である時代です。 一方で私が受験生のころはネットを使う人といえば一部のいわゆるヲタク的な人だけで、高1で…

塾に来る前に昼寝しなさい

私が受験生のころから「接点t」でおなじみの代ゼミの荻野先生が授業中に説教している動画を見ました。 要は ・自分の原動力は愛情である ・授業に欠席、遅刻するやつは嫌いだから来るな ・そこのメガネかけてる女、俺はおまえが大嫌いだ。おまえは来て欲しく…

若者に完敗

物理の実験でのレポート発表時 私「・・・電子速度をローレンツ力と遠心力の釣り合い式から求めて、実験値を代入すると光速を超えてしまいました。どこか計算が誤っている可能性があります。」 次の発表者「電子速度を古典力学の方程式で求めると光速を超えます…

待て

口うるさい保護者の相手をしたくないのは私の好き嫌い以外に結構大事な理由がありまして、勉強に口をだされると指導上とても困るからです。 学力というのはよく言われるように、勉強時間に綺麗に比例しません。 勉強してもしても学力が上がらない時期があっ…

なんという親切な塾

当塾に入塾する場合、 面談(生徒と私の一対一) ↓ 体験授業 ↓ 入塾 という流れになります。一対一面談にしているのは、保護者を挟むと口うるさい保護者にあたった場合、小一時間の面談で生徒のことが何一つ分からずに終わってしまって時間の無駄になる可能…