月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

地学を楽しむ

川の流れを示すインブリケーション

昨日出題の問題です。 この写真から川の流れを推測せよ。 こたえは・・・ ←でした。 一個一個の石をよく見てもらうと、左に向かって倒れている石が多いのがわかると思います。 これが増水したときの川の流れを示しています。 インブリケーション、と呼ばれてい…

根尾川で石拾い

岐阜県の根尾川の河原で石拾いをしてきました。 クレーンが見えますが、この辺の山が石灰岩で出来ているんで、そこからセメントを作っているんだと思います。たぶん。 ということで、石灰岩を拾ってフズリナの化石でもGETしたいと思って一生懸命探したんです…

石を観察

増水中にもかかわらず、岐阜県のとある小川の石ころを観察しました。ここ数日は砂岩を割って化石をみつけたい欲求がありまして… 地学について色々勉強するようになって一年がたちますが、この河原の石ころをみただけで多少は石の判別ができるようになり、石…

日本の陸地はどこで生まれたか

さて昨日残しておいた 「日本の陸地の年齢は数千万歳、でも岐阜県にあるチャート層は2億歳、なーんで?」 というクイズですが当然答えは、 「チャート層は遠洋で堆積し、その後一年に数センチメートルという速さで日本に近づいたから」 ということになります…

日本最古の石博物館(岐阜県七宗町)

先日、日本最古の石博物館にいってきました。 岐阜県七宗町にあり、愛知県からは空港線(41号)をずっと岐阜方面に行くと一度も信号を曲がらず到着します。一般道でいけるのでありがたいです。 こちらが博物館のタイトルにもなっている20億年前の日本最古の…

斜行葉理(沼津市)

静岡の地学探検旅行で柱状節理をみた記事をupしてありますが、他にも色々見てきました。 クロスラミナ(斜交葉理)です。 この写真をみると単なる砂岩層のように見えますがクロスラミナになっています。 クロスラミナとは何か? 波が通ったあとの砂浜を思い…

柱状節理(沼津市大久保の鼻付近)

沼津市で地学観光をしてきました。 沼津市は伊豆半島の根元にあります。伊豆半島はプレートがぶつかりあったり、沈み込んだりと地学的にはとっても忙しい場所です。プレートがぶつかるところでは地下でマグマが発生し、それが地上で火山になります。 火山か…

基礎無しの理系地学の勉強方法【国立二次対策】

基礎無し理系地学(以下「地学」)を国立二次試験で使う場合の勉強方法を紹介します。 共通テストまでの対策は済んでいるものとします。 まずは二次試験での地学のおおよその難易度を紹介します。 東大、京大 見たことがないようなとても難しい計算問題が出…

基礎無しの理系地学の勉強方法【共通テスト対策まで】

共通テストでの基礎無し理系地学(以下「地学」)受験者はとても少なく受験に関する情報が全くといって良いほどありません。これだけネット上に勉強方法があふれている時代において受験の七不思議(もはや死語?)といっても良いでしょう。 令和2年度の受験…

なぜ冬は北風になるのか

「西高東低の冬型の気圧配置」ってどうやってなるか気になりますよね。 本日はこれの説明です。 西高東低の、「西高」。 これは「にしこう」と読んで一宮西高校の略ではなくて、西にある高気圧のことなのですが、日本列島の西側にあるのはユーラシア大陸です…

雪の仕組み

昨日は寒くて雪まで降りましたね。 雪が降ると、「どうやって雪ってできるのだろう?」と疑問に思いますよね。 それを説明しましょう。 上空ほど空気は冷えるので、 雲の上のほう・・・氷の粒 雲の下のほう・・・水滴 があり、雲の真ん中らへんではこれら共存して…

温暖化しよう

自動車の排気ガスによって地球に温室効果がもたらされ、地球が近年温暖化しているのは事実かもしれません。 しかし地球はそれ以前にも暖かくなったり、寒くなったりしています。 地球の歴史は、めっちゃ昔(5億〜2億年前の古生代)、かなり昔(2億〜5000万年…

サンドイッチの答え

さて昨日の問題 「なぜ砂岩泥岩は互層になるのか?」 について考えましょう。 海底に砂や泥がたまって固まるまでには5年10年ではなく、数百年数千年といった時間を要しそうですね? このようなしましまも、黒部分と次の黒部分までには、同じように数百年くら…

海底サンドイッチ(練習問題あり)

昨日紹介した沖縄の露頭ですがよく見ると規則的な縞模様になっているのが分かります。 もう少しアップでみると、こんな感じです。 これは砂岩と泥岩からなり、サンドイッチ状になっているので砂岩泥岩互層と呼ばれています。この地層はもともと海底にあった…

日本の半分はペリッとできた

地球は10枚のプレートからなるということはご存知のかたも多いと思いますが、これらのプレートはベルトコンベアーや空港にある動く歩道のように、地球の表面と内部を行き来しています。この考えをプレートテクトニクスといいます。 プレートのぶつかる境目が…

堆積岩は難しい

最近は銭湯や温泉にいくことが多いです。 とくに休日は家にいてダラダラするよりは温泉にいってお風呂上がりに休憩所でダラダラするほうがよほどリラックスできる気がします。家にいてダラダラ過ごすと、同じダラダラでも一日をムダした感がすごくあります。…

大垣城で発見

昨日に引き続き、一般入試での合格にむけて合理的に判断することの啓蒙的な記事を書こうとしていたんですがもうさすがに疲れたのでやめました。 その代わりに、大垣城の石垣を観察していて興味深いものがあったのでご紹介します。 ドドン 一部拡大してみると…

これからの時代は○○の価値が高まる!

地学といっても分野は様々あり、火山やマグマ、地震、地殻変動といった地球の動きについてのことや、天気や雲など大気のこと、地層から読み取る地球の歴史、太陽や惑星など宇宙のことなど、色々あります。 私が今好きなのは地面関連の話題で、地面のずっと深…