昨日のペルム紀の化石ですが岐阜県で産出されたものです。
ではクイズです。下の地質図から、ペルム紀の岩体がどこか見つけてください。
って言われても、地質情報が表示されないので分かるはず有りません。
ということでさっそく答えですが、↑の画像のちょうど真ん中らへんに青くぬられた場所があります。そこが石灰岩でできた金生山(きんしょうざん)という山です。
金生山の石灰岩は結構有名で、石灰岩の採掘工場があります。
地質情報によると付加体なんですね。石灰岩はもともと浅く温かい海でサンゴ礁になっていたような海山(かいざん)がドンブラコドンブラコと日本列島に近づいて、そのまま沈み込むことなく日本列島に付加されて残ったものです。
当然、その当時サンゴ礁周辺に住んでいた生物がそのまま化石になりがちです。以前、大垣城の石垣のフズリナ化石を紹介したことがありますが、あのときから私はどうしてもフズリナ化石をgetしたかった。正直フズリナってみればみるほど可愛いです。
そこで金生山にいって石灰岩を拾ってこようと考えたわけです。