九州に到着してすぐに気づいたのが大分県内の高速道路から見えたこの稜線。
遠目にうっすらと稜線が一本のなめらかな斜面のように見えるのがわかります。
こんな稜線は愛知県ではなかなか見られません。
きっとこれは・・・
サラサラしたマグマが固まって山になった
のでは?!
地質図を確認してみると、この黄色の部分
安山岩・玄武岩質安山岩とあります。
マグマはSiO2の少ない(=粘り気の少ない)方から
玄武岩・安山岩・流紋岩
なので、私の予想は当たっている気がします。
この写真は北九州市付近のPAで撮影した山ですが、先ほどの写真と違って稜線がギザギザしています。
このあたりの地質は深成岩や変成岩、堆積岩などかなり忙しい感じです。
日本列島はユーラシア大陸から分離してできたというのが定説ですが、九州の北側は1700万年前頃からのプレート運動によってしわしわになっているのかもしれません。