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月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

ホタルの大群、積分の計算

昨晩は昼夜逆転生活を活かして深夜2時に名古屋城のお堀にいるホタルを見にいきました。昨晩、というか厳密には金、土と2日連続で訪問していまして、日曜の夜は行きませんでしたが4日間で3日訪問したことになります。ホタルって確かに珍しいんですが、別に豆電球が地上80cmくらいをふらふら飛行しているだけでそこまで面白くないんですよ。しかし、妻がとても行きたがるので「じゃあ行く途中でジュース買って」とか子供みたいなリクエストをして、ついていってあげていました。

それで昨日は3日間のなかではまあまあ多いほうで、「今日も豆電球がふらふら飛んでいるな〜」くらいに思っていたんですが、ちょっと奥まったところに足を伸ばしてみたら「なんじゃこりゃ!」という光景が広がっていました。

豆電球が地上20〜100cmくらいに数百個ふらふら飛んでいて、まるでクラブ(右上がり)のミラーボールのよう、といったらあんまり感動が伝わらないと思ったので良い表現がないか考えていました。その結果、見つかった表現でお伝えしたいと思います。

 

今まで名古屋市中区にいたと思ったら一瞬で宇宙空間に放り出されて無数の星々のあいだを浮遊しているような、非現実的な空間が広がっておりました。(ドヤ顔)

 

どうですか?伝わりましたか?

また来年も見たいと思いました。でも一度この景色を見てしまっているので来年運良く同じ景色を見ることができても昨晩ほどは感動しないんでしょうね。残念です。

それで帰宅後は夏休みの時間割を考えて、それから2時間くらい積分の問題を解いて、鳥のさえずりとともに寝ました。

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昼夜逆転してます

最近すっかり昼夜逆転してしまって、朝6時に寝て12時に起きるというクズっぷりを発揮しています。この原因は遡ること1ヶ月前、キングダムというマンガにハマっていたときのことです。5〜10冊くらいを一度に借りて読んでいたんですが、あまりに面白すぎて一度に借りた冊数すべてを読まないと眠れなかったんです。その頃は24時に読み出して27時(3時)に読み終えて寝る、という生活だったんですがそれを何度も繰り返していたらついに寝るのが明け方、鳥がチュンチュンさえずる時間帯になってしまいました。でも、今はもうキングダム読んでないんですよ。40巻まで読みすすめたんですが現在発刊されているのが46巻で、どうやら70〜100巻まで出る予定らしく、また読み始めてしまったら46まですぐに読み進めて、次はいよいよヤングジャンプを毎週買わなくてはいけなくなってしまいます。ああどうしよう。読みたいけど読みたくないけど読みたいけど読みたくないけど・・・

さて昼夜逆転しても私にとってはあんまり問題になりません。塾って夜の仕事ですからね。塾には平日も休日も13時までには出勤していますが、これでも塾業界では早いほうらしいですよ。いつも参考書を注文している販売店の営業さんは「木村先生早いですね〜、他の塾だとみなさん15時とか16時に行かないと居ないんですよ」と言っていました。

ある事象が問題かどうかというのは、表面的にものごとを見るだけでは判別つきません。勉強が出来ないというのも人によっては問題だし、人によっては問題ではありません。剣道部員に「おまえ、サッカーできないの?やばくね?」と突っ込む人はいません。しかし、こと勉強となると、なぜか全員できなくてはいけない雰囲気になっています。それはおかしい。

勉強というのはそれ自体が面白くて目的としてやる人もごく少数いますが、中高生のほとんどは大学受験のための手段としてやっています。真剣に大学受験を成功させたい人にとっては、学力が上がらないことが問題になりますが、そうではない人にとっては問題ではありません。

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他動詞と自動詞の判別っていつ役にたつのさ

最近高1の授業で、他動詞と自動詞の判別について教えていて「他動詞と自動詞ってのはなぁ〜、こんなの覚えて役にたつのかよって思うだろう?それが、役にたつのだ!たとえば・・・」と偉そうに話していたんですが、「たとえば」の先が浮かびませんでした。他動詞と自動詞の判別が読解力に致命的欠陥をもたらすのは確かなんですが・・・

で、今日高校2年生に教えていて思い出しました。これですこれ。

 

It is not uncommon to choose the courses that their children take in school.

 

この英文で、takeが他動詞か自動詞か、わかりますか?これの解釈はそのすぐ前にあるthatの解釈がポイントで、the chourses thatと続いているのでまずは関係代名詞だと予想をつけます。関係代名詞なら、that以下に文の要素の欠けた文がくるはずですから、主語がないのか目的語がないのかと思って読むと、their children (=S) take (=V)と続いていますから、おそらく目的語だろうと予想がつきます。

takeは普通他動詞で使われるので、the courses that their children takeで「子供達がとる授業」、in schoolまで含めれば「子供達が学校でとる授業」と読めます。当たり前じゃないかと思うじゃないですか、これが、読めないんですよ。なぜか?takeの直後にinがきて、take inでひとまとまりの意味があるような気がしてしまうからです。そうなると訳は「子供達が学校に入る授業」くらいになります。違い、分かりますか?日本語では「でとる」と「に入る」で2文字しか違いがないんですが、たった2文字の違いで英語が読めている/読めていないが分かってしまうんですよ。

教訓は、目的格の関係詞節内で、他動詞の後ろに前置詞が来たときに気をつけろ」となるんですが、この問題はそもそも他動詞と自動詞にたいする嗅覚が身についていれば、発生しません。だから、他動詞と自動詞は理解して覚えておかないといけないわけです。

 

類題をもう一つ。

 

French and American researchers turned to the  effect that calling exercise by any other name might have on people’s diets.

 

下線部のthatに気をつけて、意味を考えてみてください。turned to-で「-に目を向ける」dietsは「食事」です。

 

ここもhave onでひとまとまりにしないで、haveが他動詞で目的語を持つ動詞だと強く意識できれば、the effect that calling exercise...might haveで「運動を呼ぶことが持つかもしれない効果」となり、全体は

「フランス人とアメリカ人研究者は、他の名前で運動を呼ぶことが食事にもたらすかもしれない効果に目を向けた」

となります。

 

私の塾では、英語はひたすら理詰めです。文法問題のために文法を覚えるのではなく、与えられた英文にたいして文法を理詰めで適用して、読み解いていきます。数学の場合分けと近い頭の使い方をします。

4択の文法問題をどれだけ解いても、英語の点はあがりませんよ。

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指定校推薦狙いの人は注意

先日、高校の評定は大学入試に関係ないと書きましたがそれは「一般入試」での話です。大学入試には、一般入試の他にも指定校推薦、AO、自己推薦など色々な方式があります。大学入試といえば「一般入試」ですが、その次に有名なのは指定校推薦での入試です。

今までこのblogでは指定校推薦の話はほとんどしていませんでした。私の塾が一般入試を目的とした塾であるということと、近辺の高校では指定校推薦の制度を利用させない文化があり、そもそも知られていないし無関係だからです。

指定校推薦というのは、一般入試とは全く逆で、高校の評定平均勝負です。ざっくり言うと高校が「この生徒は優秀ですよ」というお墨付きをあたえて、ほぼ確実に大学に合格できる制度です。

各高校に、「早稲田大学1名、東京理科大学10名、明治大学10名、南山大学20名」などの推薦枠が割り当てられていて、学年の評定平均が高い順からいきたい大学を選んで、推薦を勝ち取ります。指定校推薦は私立大学の制度であり、国公立大学では存在しません。

だいたい秋頃に入試が終わって合否がわかる、というか基本的には合格になるので、他の一般入試の生徒達に悪影響があるとかないとかで、この辺のスパルタ高校では指定校推薦を利用していません。

この指定校推薦というのは、一般入試の難しい問題を解くのは無理だが、毎回の定期テストくらいならなんとかなるという生徒向けの救済制度のようなものです。長期的に学力をつけるのはダメでも、短期勝負ならなんとかなるという生徒は、一般入試よりむしろ指定校推薦を狙うほうが良いでしょう。

「えっ、指定校推薦のほうがラクそうじゃね?」と思ったあなた。その通りです。一般入試の耐えがたい緊張をすることもなく、高校のテストを乗り切るだけで結果が出てしまいますから、ラクです。

しかし、そんなラクな入試をせずになぜみんな一般入試にチャレンジするのか。それは、指定校推薦で自分が行きたい大学に合格するのが極めて困難だからです。

自分の高校に早稲田や慶應の指定校推薦枠があればまだしも、ない高校がほとんどです。仮にあったとしても、高校の評定が学年で1位とか2位じゃないと推薦を勝ち取れないので、割に合いません。さすがに350人中の1位を取るのは、相当な努力が必要だし、なんなら一般入試でも早慶合格できちゃうんじゃね、くらいの勉強量になるかもしれません。

結局、指定校推薦というのはなんとなく高校の勉強をして、なんとなく大学に合格したいという場合以外には、おすすめできません。仮に、自分が行きたい大学の推薦枠が1人しかなかったとして、2着だったらもうダメなわけです。そのときに自分が選べる大学は、たいして興味や魅力のない大学である可能性が高く、妥協できますか?という話になります。

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幼虫脱皮しました

今日ついに、うちのアゲハの幼虫が脱皮しました。脱皮する前は、モゾモゾからだを動かして、踏ん張っていました。脱皮の瞬間は見たことがなかったので感動しました。

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それにしてもこの幼虫、大食いですよ。シャキシャキ葉っぱを食べ尽くします。1枚食べては次の1枚に向かう姿は、うちの高校生達が青チャートの問題を1題解いては次の1題にとりかかる姿と重なりますね。

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高校の成績は入試に関係あるの?

高校の成績は大学受験の一般入試にはまったく関係がありません。なので大学受験を成功させたい高校1年生は、さっさと志望校を決めて、受験科目を決めて、受験科目だけ勉強するような高校生活のリズムをさっさと作るのがおすすめです。

実際には、調査書を大学に提出するのですが一般入試においては成績は見られないと考えて問題はありません。いちいち成績をチェックするヒマが大学側にないし、かりにあったとしても、たとえば一宮高校の評定4.8点とアホ高校の評定4.8点では重みが違いすぎるという問題を対処できません。

中学生にとっては内申点の1点が死活問題になるので、先生に好かれるべく涙ぐましい努力が必要なのですが、高校生はそういう心配は一切ありません。普通に授業を聞いてもいいし、面従腹背で内職生活を充実させてもいいし、むかついたらケンカをふっかけてみてもいいわけです。

以前ある生徒が高校で「高校の成績をとっておかないと、奨学金のとき困るぞ!」という話を聞いたと言っていました。奨学金の心配は、合格した後でも遅くありません。

もしくは「学校の指導どおりやっておけば大丈夫」系の制御をするケースも地域柄さかんですが、基本的に高校が言う「大丈夫」には重大な省略が隠されていて、それを復元すると「学校の指導どおりやっておけば、僻地の低偏差値公立大学にはひっかかる可能性が高いから大丈夫」の略ですから、僻地の低偏差値公立大学にうかれば良いという人以外は、疑ってかかるべきです。

というか世の中すべてにおいて「○○どおりやれば大丈夫」というのはアホを騙す常套句であり、何も考えない人間ほどそういう単純な言葉を信じてしまいます。「1日30分ブログを更新するだけで月30万円稼げます」とか「1日10分ストレッチするだけでダイエットできます」とか、いかにもアホが釣れそうなニオイがしますよね。

大学受験で言われたことをやるのは最低限必要なことで、それを取り組むなかで自分にとって足りないものを日々考え、補うことでやっとそこそこの学力がついてくるものです。

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