月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

幸せについて考える

またシジミを4kgほどお取り寄せしました。

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冷凍庫がシジミでいっぱいです。

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シジミの小売業でもやろうかと思うくらい美味しいです。

 

最近は妻が畑で野菜を作っていまして、それなりに美味しいです。

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最近私のなかで幸せに関する価値観がゆらいでいて、「もうこれ以上望むことある?」状態です。家族がいてご飯が美味しくて、次に何を望んだらいいのか、というか別に今の状態も望んで手に入れたというわけでもないし。

いまは賃貸生活をしていますが、これが住友林業の持ち家になったら大幅に幸せになるのか?車が黒塗りのSクラスになったら気持ちが満たされるのか?

というと、なんかちょっと違う気がしています。

塾のほうもまだ未完成な部分は多々ありますが、5年間の進歩の結果と考えると今の仕組みは本当によく出来ています。今の仕組みで今の料金を実現していて、木村さん偉いですねって自分で褒めたくなります。愛知県内だったらうち以外選択肢なくないですか?どっかあります?(←天狗すぎ)

ただ仕事に関しては現状に満足したらそこで試合終了というか転落への変曲点になるのは間違いないので、ここから先もっとよくしていこうという意欲にあふれているのですが、私の真面目さと継続性をもってすれば2年後にはそれなりに計画通りに塾が良くなっていることがだいたい想像できてしまっています(←さすがに天狗すぎる)。

 というわけで今日も22時の予約投稿にして、これから授業やってきます。

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
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今年の夏休みどうしましょう

塾を開いてからしばらく夏休み、冬休み等の講習は全員一律で「普段の授業のコマ数が多いだけ」というものでした。

ホワイトボードを使って講義形式の授業で教えていくスタイルだったので、そのようなやり方をとっていたんですが、昨年4月から講義形式をやめたのをきっかけに講習内容も見直しました。

夜の授業は学期中と全く同じ時間割を続けることにして、昼の時間は任意参加として参加したい人だけしてもらうことにしました。講習のコンセプトをまず「リズム重視」と決めて、夏休み中毎日同じことを繰り返し続けられるように内容も決めていきました。

というのもたいてい夏休みというのは前半の3週間がみなさん超ノリノリなんですがお盆明けから急に失速していって、夏休み終わり頃になると「夏休み初日のテンションはどこへやら?」状態。

この落差を解消して、夏休み初日も最終日もさほど変わらない日常を維持するためにどうしたらいいか、という発想で講習も決めました。

さて今年は。

 

実はまだ夏休みのことは全然考えられていなくて、これから考えます。

6月はやることが本当に多かったです。

入塾の面談や新しく開始するサービスの試行など普段の仕事プラスアルファでかかってくる部分で大切なものももちろんあるんですが、それ以外に資料を印刷して1枚1枚折ってホチキスでパチンと止める、みたいなほとんど付加価値のないような事務作業までいつまでも自分一人でやってるのが多分ダメなんですよね。かといってアシスタントを雇う余裕があるわけでもないし、今は探せばそういう秘書業務のアウトソースサービスでいいものもあるのかもしれませんが。

とにかく、今週は生徒に夏休みの情報を教えてもらって、それを元に来週一週間で今年の夏休みプランを考えて、その次の週には案内したいです。

 

今週はこんな用紙を配布しています。

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松蔭は8月6日〜23日ですか。だいたい県立はこんな感じなんですかね?

生徒のみなさん宜しくお願いします。

 

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高校3年間での英語力=その後の人生の英語力

受験勉強というのは結局は受験が終わってしまえばあれだけ一生懸命理解して、もう二度と忘れないだろうと思いながら解いた二次関数の最大最小問題でさえ、大学入学後に数学に触れる機会がなければ残念ながら半年とか1年ですっかり忘れてしまうものです。実用性がある勉強ではないので当然といえば当然です。

一方で英語の読解力というのは、大学入学後も触れる機会が多いし、大学を卒業してもネットで少し検索したら英文のニュースにアクセスができるので、他の科目と比べると学力が落ちにくい性質があるように思います。

なので大学受験で身につけた読解力でその後の人生の様々な場面で英語を読む機会を充実させることができます。英語学習というのは実用的な見返りがあるのでお得ですね。

ただし、いったん大学に進学してしまうと「この英文を和訳しなさい」「ここのto不定詞の用法は何か」といった文法の勉強というのはおそらくほとんどなくて、英文を渡されて内容を読んで議論するとか、英語でプレゼンするとか、エッセーを書くとか、そういう勉強がメインになります。

英語そのものの勉強ではなく、英語を利用することを学ぶというものですがこれによって英語の読解力は鍛えられるわけではないので、多くの人にとって英語力というのは大学受験の入試当日というのが最大値で、そこからは徐々に下がっていくものと考えてさしつかえありません。

オンラインのskype英会話やフィリピンの英語留学などでがっつり英語を勉強する機会を持てば、また話は変わると思いますが・・・。

なので高校生のみなさんは、高校3年間での英語の勉強で得た英語力がそのまま人生の英語力になるのだと思って、今の勉強を頑張ってください。

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中学英語を覚えてない?まじか

高校生の英語学習で難しいのって英語そのものより、学習を継続することといって間違い無いです。

内容自体の難易度は圧倒的に数学のほうが難しく、数学は参考書をじっくり読んでも解説が意味不明ということがありえますが、英語に関してはよほどそういうことはありません。

なので一冊の参考書に毎日30分なり1時間なり向き合うことを継続できればもう勝ちは確定なんですが、英語は自分で「英語が読めるようになった」と感じるまでが長い!

数学では「二次関数の分野だけを1ヶ月やったら二次関数で分からない問題がなくなった」という成果の感じ方があるんですが、英語にかんしては「1週間分詞構文だけやったら分詞構文の文法問題は解けるようになったが、長文の読解力は変わってない」というように短期学習では本丸である長文読解力がピクリともしないので、せっかくがっつり勉強しても「この勉強でいいのかな?」という不安が増幅されるだけ、というのはよくある話です。

例外的に1-2ヶ月で読解力が向上するケースというのがあってそれは「入塾までに一応英文法の暗記だけはそれなりにやってきたが実際に長文読解で文法を使うトレーニングはしたことがない」という状況なんですが、まあ稀です。

英語が苦手だといって私のところに相談にくる生徒というのはそもそも単語も覚えていなければ文法も覚えていない、なんなら中学のときの文法(とくに関係代名詞、仮主語it、受動態あたり)すら頭に入っていなくて、そういう生徒だと「英語=つまらん」くらいの方程式が解けている状態だったりして、ますます成果が出るまで遠いというのが基本ですからね。

さすがに中学の英文法が入ってない状態の生徒だと「このレベルから大学受験まで持ってける指導者なんてこの世に存在するのか・・・いたとして生徒は心が折れずについていけるのか・・・」と憂鬱になるんですが、最近は中学レベルからでもやり直せる教材を作ったので、どっからでもかかってこいよという感じです。

生徒諸君は2年間くらい私の教えるとおり英語で暗記しまくったらその後一生忘れることのない英語読解力を得られると思って頑張ってください。

 

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あれっ先週より全然できている

塾をやっていて嬉しい瞬間というのがいくつかありまして、その一つが、ある生徒の英語の読解力が前週と比べて非連続的な伸びを示すときです。

当塾では毎週のように英語→日本語への和訳演習を通じて、英文法の理解とその応用を鍛えています。

一番レベルの低い生徒は英単語の足し算でしか和訳を作れない生徒で、最も高いレベルは全ての単語にたいして品詞の判断を行い文全体を文法を用いて理解する生徒で、多くの生徒はこの両者の中間にいて、数ヶ月くらいはずっと同じレベルをさまよい続けます。

しかしあるとき、「あれっ、先週より全然できている」という瞬間がやってくるんですね。もう一週くらい「あれ、今週も調子ええやん」となって、さらに「3週間連続か!これはマグレじゃなくてちゃんとレベルアップしてるわ!」と続くケースが多いです。

私のなかで3週連続してそれが続いたら生徒が次のステージに行ったと判断します。

もちろん生徒が覚えること覚えて和訳するときの姿勢を修正したことが結果につながっているわけですが、何を覚えてどう修正していくのかがそもそも合ってないと、永遠に結果など出ません。正直天狗になりそうですね!

 

 

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