月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

来年度の時間割考えてます

来年度の時間割をああでもないこうでもないと考えています。

そういえば先日中学生が

生徒Aさん「4月になったら時間割どうなるんですか?」

生徒Bさん「今の高3の曜日をみればいいじゃん」

と会話をしてました。高3?高1じゃないの?と思ったんですが、たぶん今の高1の曜日が来年度の高2になって、今の高2の曜日が来年度の高3になって、今の高3の曜日が来年度の高1になると読んだということですね。なかなか良い視点ですが、まだ私の塾は発育中のため来年度も時間割シフト、とはいきません。

まず今年度は高3が英数の2コマ、高2が英数の2コマ、高1が英数数の3コマ、中3が1コマの合計8コマでした。来年度は高3に理系数学クラスが増えるので3コマ、高2は単純シフトで3コマ、高1は英数数の3コマ予定なのでこの時点で合計9コマで1コマ増えてます。

一学年の授業は曜日をできるだけばらけさせたいので、こうなると全体の時間割をいじらないといけなくなります。

1時間も時間割をいじると「だいたいこんな感じだな」というのができあがるのですが、その後は「本当にこれでよいのだろうか」という不安との戦いです。時間割は一度決めてしまったらあんまり気軽に変えられないですから、時間割のエクセルを閉じては翌日開き、また翌日開き・・・で何日か経て、ようやく決まります。

最近はそんなことを考えています。

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勉強、登山、筋トレ、楽器、ゴルフ

さっきまで書いていたブログ記事は後日公開することにしました。もう23時なのであっさりと書きます。

岐阜城の登山を1時間してみて、登山があまりに楽しかったのでハマりそうです。岐阜城へのルートはいくつかあるらしいので、全部試してみたいです。

私の趣味は、勉強、楽器(ギター)、筋トレ、ゴルフなど色々ありまして、今は趣味兼仕事の勉強しかやっていないんですが、全部の共通点として「一人で出来る」ことがあります。

私が他人とコミュニケーション取るのが嫌いという点もありますが、一人で出来るというのは他人に邪魔されないということです。これが一番大事。

集団でやることって自分の実力だけじゃどうしようもならないことがあるじゃないですか。小中とサッカーやってましたけど自分の重要度って1/11で9%ですよ。90%は自分ではどうしようもないところで結果が出てしまいます。

自分の実力以上の結果になるのも、実力以下になるのも納得がいきません。

これが上記の趣味だとないんです。勉強も楽器も筋トレもゴルフも自分のパフォーマンスがすべて結果にあらわれます。結果が出ないも結果が出るのも自分の責任という納得感が良いんですよね。

登山もたぶん似たようなところがあって、誰かと速さを競うわけでもなければ集団で成し遂げるというものでもなさそうです。自分の身体でどうにかする、という点が気に入りました。

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山のてっぺんに城を作ります?

最近正論ばかり5日間も書いてしまったので平和な内容にします。

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いつかいってみたいな〜と思っていた岐阜城に行ってみました。最近、色々発掘していてニュースが多いですよね。

ロープウェーでもいけますが、小一時間の道のりと聞いて登山しました。

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岩山でゴツゴツしていました。

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見晴らしがよかったのでパタリロやっときました。

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こんなところに城をつくろうという発想もすごいですが、諦めずにつくったというのもまたすごいですよね。歩いて上るのですらそんなに気軽な道じゃないのに、こうやって石垣の石とか木材とかをせっせと運ばないといけないのですから。

今の時代、「判断」といっても基本的には何千人、何万人も前例がある道のりをどう進むかというものですから、そんなに大げさなものでもないわけじゃないですか。まあ、それすらやらない・できない人が多数なわけですが、出来たからといって特段すごいわけでもない。

前例も判断材料も豊富な現代の決断と比較すれば、山のてっぺんに城をつくるというのはそんなに前例があったわけではないでしょうし、あったとしても今みたいにgoogleで「山の上 築城 口コミ」とかいって検索できませんから、決断の難しさは比じゃないと思います。

昔の人の決断力と比べたら、会社員をやめて自営業を始めたくらいの私なんて鼻クソ以下、ちょっと勉強できるからってblogで正論を書き綴る小さい人間だなと思いました。

しかしたとえ今自分が鼻クソ以下であっても十年後同じように鼻クソ以下とは言い切れませんから、目クソくらいになれるように毎日がんばります。登山と同じように、足下をみながら一歩ずつ進むと気づけば頂上だし、見上げているだけではいつまでたっても進みません。千里の道も一歩からです。

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(天下布武したるで〜と山頂レストランで決意する私)

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小さなことでも自分で判断せよ 5

ついにタイトルが5になりました。ブログってタイトル考えるのが結構大変なときがありまして、思いつかないんですよ。数字ふって連載風にするとラクです。

理想論を振りかざしてうまくいき続けるのかというと、現実は色々です。放置して様子をみるのを基本スタンスにしていますが、「こりゃアウトだ」と判断して介入することも年に1回くらいあります。

最近では高1の数学で三角関数のテストをやらせたらボコボコで、一人くらい出来るやつがいればそのまま授業をすすめるのですが全員だめだったので世話を焼きました。

私の授業は講義中心で、説明を聞いてノートに写すくりかえしですが全ての時間を演習にして簡単な例題から授業時間に解かせるようにしました。添削を繰り返して、何がわかっていないのかを見極めて「ここはこうやって考えるんじゃボケェェ!おまえらやる気あんのかオラァ!」と暴言を吐きながら、手取り足取り解き方を教えています。(一部脚色しました)

これを授業時間にやると授業が進まないのでどこかでしわ寄せがくるのでやりたくないんですが、許容範囲を超えていたのでやりました。あと何回かは演習させないといけません。

これである程度は理解がすすむはずですが、それが彼ら彼女らのためになるのかは正直いって確信が持てません。ちょっとした学力と引き替えに、失敗から学ぶ機会を私が奪ってしまったという側面があるからです。

結局、「これが原因で理解が進まなかったのだ」という反省を生徒本人がしないかぎりハイレベルな学力など到底つくものではありません。反省などおかまいなしに無理矢理学力をつけても、将来たいして人の役にたたない人間を生み出すだけになるんじゃないでしょうか?

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小さなことでも自分で判断せよ 4

塾での取り組みとして積極的に放置するほかに、自分でテスト範囲を決めさせるということをやってます(高2数学)。高2になると勉強の進度にバラツキがでてくるので、授業で取り扱う分野以外に自分で復習すべき分野を設定してもらって、それにあわせて私がテストを2週間ごとにつくります。

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「今月は確率と整数のテストやるぞ〜」といって一律でやらせるのが教える側としてはラク、それも超がつくほどラクなのですが生徒全員の優先度とは一致しません。

逆に生徒全員に勝手に決めさせるとテストを作るとき超めんどくさい(単純に手間が生徒の人数分増える)んですが、生徒全員の優先度に合わせられます。

どこを復習するか、各自にまかせると色々個性がでて面白いです。テストをさせると、全問完答まで仕上げる生徒もいれば「全然解いてないだろ!」と突っ込みたくなるほど悲惨な生徒もいて、また面白いです。でも、出来ないことにダメだしはしません。

英語も必須の参考書だけ伝えて、あとは生徒まかせです。

この小さい政府方式でおおむねOKなんですが、たまに警報がでて、市場に介入することがあります。明日はその話を・・・

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