月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

新高1が現行大学入試の最後の学年です

2020年度に大学入試が変わるとか変わらないとかいう話があります。いや、どうやら変わるみたいです。
それで、今年の新高1の学年が現行の大学入試を受験する最後の学年になります。
どのように変わるかはニュースを追っていても迷走していて正直みえてきません。私の予想では、ほとんど変わらない骨抜きみたいな感じで終わるか、変わったとしても高校生がする勉強は大して変わらないと考えてます。
とはいえ、こういうニュースがあると「現役で決めないと、どんなテストを受けさせられるかわからない」という不安から、新高1は全体として勉強熱が高くなることは容易に予想できます。学年全体の学力があがるので、入試の難易度もあがります。
高1からゴリゴリ勉強を進めて学力を高めても偏差値はそこまで上がらず、高1で勉強つまずいたら終了、くらいのイメージを持ってます。結構、シビアです。
公立高校生にとっての大学受験は、ただでさえ中高一貫私立の生徒にボコボコに負かされるというのが実態なのに、さらに向かい風です。
アンラッキーな学年と言わざるを得ない…

しかし私の塾に入れば安心!秘密の超効率的勉強で余裕で合格しましょう!

なわけがなく…アンラッキーな学年ですが、やるべきことをやるだけです。勉強に回り道こそあれ、近道などありません。春期講習受講予定のみなさまは、昨年度対比で1.5倍くらい濃い勉強ができるよう私もいろいろ計画たててますので、一緒に頑張りましょう。数学漬けの日々が待っています。きっと一ヶ月後は、夢の中でも因数分解してますよ!

勉強をつづけたい新高1の皆様へ(春期参加予定の人向け)

もう十分遊び尽くした

受験勉強やりすぎて、何もやることがないと逆にそわそわする

かといって大学受験にむけて何すればよいかわからない

 

というお悩みの、新高校生の人、とくに私の塾で春期講習に参加する予定の人へご案内です。

 

【英語】

春期講習中にやるべき参考書はお伝えしますが、単語帳くらいは進めても良いかもしれません。今年度は、システム英単語Basicを利用します。春休み中に1〜300を覚えれば十分です。別売りのCDを併用して学習してください。シス単はBasicとBasicじゃないやつの2種類あるので注意してください。

 

【数学】

青チャート数学Iの例題1から、展開して計算するだけの問題を取り組んでみても良いです。青チャートは学校によって配布されたりされなかったりするので、購入する場合は学校に確認してからが良いです。(五条、西春、一宮西、一宮は配布される。新川はされない)

 

以上の内容をやっていないからといって春期講習で恥ずかしい思いをすることはないので、 やりたい人だけやってください。

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp

学力が高いというのはいいことですよ

すでに学力が高いのに満足しないってすごいよすごいよ、と昨晩妻に話していたら「学力が高い子をひいきするってこと?!」と聞かれました。

答えはYES!です。

厳密には、やる気がある生徒をひいきします。

学力をつけるという行為は、生徒の主体性が大前提です。塾でお金を払ってもらっても本人にやる気がなければ取り巻きがどれだけ頑張っても無意味です。以前、予備校に年間100万円以上かけているのに学力があがらない・・・という悩みの親子が来ましたが、私からすれば原因は一目瞭然、本人にやる気が無いのです。本人に勉強する気がなければ100万円つっこんでも200万円つっこんでも、霧散します。それなら2000万円くらいつんで、裏口入学を探すほうがいいんじゃないでしょうか(裏口入学の相場なんて知りません。適当です)。「うちの塾ならその1/3の価格で、2倍は学力つけられますよ、ただし毎日数時間は自習をしてもらいます」と言ったら、二度と来ませんでした。

やる気が無い生徒にたいしてアプローチしても無駄です。それなら、やる気があって主体的にゴリゴリ勉強できる生徒を支援します。いくら教えることが楽しくても、自習する気がゼロの生徒なんて指導する気にならないし、逆に毎日何時間も勉強する習慣がついているという生徒ならちょっと考え方を変えてあげるだけで結果が変わるので、こちらもどうやって導こうかとすごく考えます。手間をかけて、盆栽のように育てます。

それで、傾向としては高校生の時点で学力の高い生徒ほど、向上心があって素直なんです。というか逆で、向上心があって素直な生徒というのは学力が高い。向上心がなくて下手に自信をもっている生徒というのは学力が低い。だから、私が「こいつはなんとしても伸ばしてやりたい!!」と思う生徒は、学力が高い生徒に偏ります。でもそれは、学力が高いからひいきしているんじゃなくて、向上心があって素直だからひいきするんです。

とはいえ塾生の間で差別するのはあんまりよくないので、入塾の段階で絞っています。 せっかくチラシの印刷と配布にお金を使っているのに、半分くらいこちらから辞退してます。意味あるのかないのか・・・でも、チラシをみて塾を知って、blogを読んで興味をもって連絡してくださるかたがたまにいらっしゃるので、チラシという物理的な媒体で塾の存在をお知らせすることにちゃんと意味はあるんだと思ってます。

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後光さしてます

私の塾では高1の4月に入塾する生徒はもともと学力が高くてやる気満々で、それ以外は高校生になって一人で勉強してみたものの成績が下降してしまって塾に助けをもとめる、という傾向にあります。

で、今日は新高2の生徒と面談していまして、予約フォームに「新高2」と書いてあったので、やっぱり同じように成績がよくないという悩みなのだろうかと思いながら話をきいたのですが、持参してもらった模試を見せてもらったらかなり偏差値が高くて驚きました。

「私には大変学力が高く見えるのだけど、何か問題でも?」ときいたら「数学の学年順位があんまりよくない」と言っていました。

後光がさしてみえそうでした。いや、もはやさしていました。

学力の高い生徒って、みんな現状に不満をいだいていますね。私が高校時代にそんな良い成績をとっていたら、絶対調子のっていたと思います。というか、D判定とれた時点で「うかるかも」とか思ってましたもん。どんだけポジティブなんだよ、という。笑

向上心のある生徒がきてくれると、期待に応えられるようがんばろうと思います。がんばろう。

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転送できなかった

調子にのって二つ目の電話番号を作ったのですが、転送電話の設定ができませんでした。今日はせっかく折り込みチラシをいれたのに、塾が休みで私は外出の用事があったので、転送したかったんですが…

でも折り込みチラシって入れた当日は、私はドキドキして待つことになるのに、たいてい問い合わせがないんですよ。まあそれもそのはず、朝にチラシをみて、夕方にご子息ご息女にチラシを渡して、早くても連絡しようとなるのはその翌日とか翌々日ですね。毎回、わかってるのにそわそわしちゃうんです。