新しいことをやろうとすると自分がやろうとしている意思決定が、連立10元方程式のように感じられてしまうのには理由があって、それは「明確な解が無いから」なんですよね。
x+y=1, 2x-y=0
とかいう方程式だったら、誰が解いても明らかな解が得られるんですけど、
「空いた時間で、もっと高校生の学力をアップするために何が出来るか?」
という問題になると、解き方は色々でてくるし、複数ある解き方のなかで最も社会に影響を与えられるものは何かという新たな問題にたいしても「プランAは100、プランBは500、プランCは10000」みたいな数字って出てきません。
そういう状況で意思決定をすることを「決断」と言うんですよ。
人生というのはその決断の積み重ねで形成されていきますが、学生時代のうちに「周りとは違うが自分はこう判断する」という経験が出来るかどうかって大きいと思いますね。
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以上、太線部ですごくいいことを言った感ありますが、全部サッカーの岡田監督のパクりでした。