月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

営業の期末

会社員だったころはこの時期年度末で、とにかく案件の売り上げをたてることが求められていました。12月中に計上できるか1月になるかは営業としては大きな意味があり、課の数字を部長からつめられる課長の人たちはとくに大変そうでした。部長は部長でその上に詰められていたのだと思います。


入社当初は、1日計上が遅れようと、売れるなら変わらないじゃねーかと思っていましたが、1年もたてばなんとなく案件を押し込むことがよいことに思えていた気がします。「注文いつごろになりそうですか?お願いします!」みたいな電話をしたり、場合によっては訪問してお願いしたり色々やってました。しかし私は気が小さいので、こういう押し込みをやりつつも迷惑かけているような気がして期末はいつも好きではありませんでした。押し込みが間に合ってギリギリ予算達成!みたいなときでも喜びは本当一瞬ですよ。5分たてば「ああ何やってるんだろう」という賢者タイムです。
 
今思うと、期末の押し込みなんてやっぱどうでもいいじゃん、という感じですね。カラクリとしては年度中に売り上げを計上して利益を出さないと株主に怒られてしまうということなんですが。
 
営業バリバリ頑張れる人は「案件案件!押し込み押し込み!」というノリで出来るようですが、私は性格的にダメなんです。最前線でドンパチするより一歩後ろで冷静に眺めるタイプ。むかしサッカーをやっていたときは最初フォワードやっていましたが気が小さいからシュートのときにビビってだめでした。一歩下がって中盤のポジションで全体を眺める役のほうが断然楽しかったです。
 
さて今は月謝をいただく身であり、一応翌月分を月末までにお願いしていますが、会社員時代のように「月末までに入れてください!でないと来月のサービスが提供できません!」みたいなことは一切ないですね。笑
 
清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp