月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

相伝学舎の採用事情2

もう一人

一宮卒→浪人→名大医医

の先生は現役時当塾とはなんの絡みもなかったのですが縁があって働いてくれています。

この先生は異色で

「高校時代に内職しまくって先生と争った結果、高卒認定をとって学校を辞めても大学受験ができる体制を自分で作った」

「大学進学後も模試を受けて自分の学力が落ちていないか確認している」

という噂を私が耳にして、あまりに面白すぎるから是非あってみたいといって紹介してもらったという経緯があります。

最初の面会時は「話を聞きたい」といってアポを取り付けたのですが私のなかでは「最終的にどうやって口説いたら当塾で働いてもらえるだろう」ということをずっと考えていて、会うときには結構緊張しました。

昨日書いたとおり当塾の採用は卒業生に声をかけるというのが基本なんですが卒業生は1年に1度、毎年10名足らずしか輩出されない上にその時に必要な人材(英語担当なのか、数学担当なのか)がちょうど卒業するとも限らないので難しいんです。

大学受験の一般入試を主戦場にすると教える側に求められるレベルはものすごく高くなります。そして「自習が第一」という方針を打ち出している以上、教える側も現役時代に自習中心の勉強経験を持っておいてもらわないと塾がぼやけてしまいます。

中学生を教えるのだったら容姿端麗でコミュニケーションに長けていて学力はそこそこの大学生を時給1500円くらいで採用すると思いますが、当塾は楽しさよりも学力が上がることを優先にしているのでまずは学力の高い人に働いてもらいたいですね。

かなりこだわって採用してますし、時給も彼ら彼女らの希少性をしっかり評価したものをお支払いしています。私の労働を時給換算したら、たぶんスタッフの時給の1/3くらいですね。圧倒的に彼らの授業のほうが高単価です。

名大医医の先生については今年度高3の理系数学を担当してもらったほか国立二次の直前講習で物理・化学にも対応してもらいました。それと桜山校舎でもシフトに入ってもらっています。

もう完全に信頼しきっていますね!

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp