当塾では大学生のスタッフが3名働いてくれていますが、3人ともこちらから「うちで働いてくれ!」と声をかけて採用しています。かっこいい言い方をするとスカウトということになります。
高い学力があって信用できる人というのが基本的な採用基準で、主に卒業生に声をかけることになります。
今のところ条件が重なって働いてもらっている卒業生が
西春卒→(一浪)→岐阜獣医
一宮西卒→(一浪)→名大農
の2名です。岐阜獣医の先生には数学IAIIBの範囲を教えてもらっていて、名大農の先生は英語を担当してもらっています。採用が難しいのは英語担当で、当塾の英語はかなり深いレベルで品詞と文法を駆使して理詰めで読解していくものなのですが、この理詰めの読解を高い水準で使いこなせる人はかなり少ないです。
実は高い英語力を持っている人でも理詰めで読解する人と、感覚で読解する人がいて公立高校生においては感覚派のほうがおそらく多いです。文法をそこまで駆使しないでも国立二次までなんとかなってしまう学生がいるのは事実です。
ですが感覚に頼る読解というのは再現性がないので、文法にこだわらず受験勉強をすすめた結果、実は本文とは全く違うストーリーを頭の中で作っているだけということになるというのも公立高校生あるあるなんです。
理詰め英語は、品詞と文法を覚えて応用できるようになるまで退屈な時間が少々続くのですが、ちゃんと覚えることを覚えたら誰でも正確に英文を理解できるようになります。
英語を担当してもらっている名大農のスタッフは当塾に通っていた現役時代に、理系にもかかわらず文法の理解が優れていたので、一浪後当塾に挨拶に来てくれたときに即スカウトしました。その時はまだ大学入学前でどれだけ余裕があるかわからないということでいったん返事は保留となったのですが一ヶ月後にOKの返事をもらって、働いてもらえることになりました。ありがたい。
岐阜獣医のスタッフも一浪後に当塾にわざわざ挨拶にきてくれたんですが、今時の若い人は本当律儀ですよね。