英語の勉強というと
1.単語
2.文法
3.長文
という3点セットを思い浮かべる人が多いと思います。blogで何度も「解釈解釈」と書いていますが、高校の英語の授業に「解釈」と名前がついたものは一つもありません。でも当塾では英語の勉強=英文解釈の勉強、くらいに考えて教えています。
実は英語が出来るようになるには英文解釈を用いて理詰めでレベルアップしていく方法と、3点セットのごり押しでレベルアップしていく方法と、大まかに2通りあります。
普通の公立高校生はほとんどが3点セットでの勉強と言っていいでしょう。
たしかにこのやり方でも、一部の生徒はそれなりに英語が読めるようになります。いや、読めるようになるというか、そういう生徒は高1の4月の時点である程度英語を読むセンスというのが身についていて、そのセンスで3年間食っていくというイメージでしょうか。
ただこのやり方は歩留まりが悪く、高校生100人が3年間英語を学んだら、もともとセンスのあった5人くらいが難関大のレベルの英語が読めるようになる以外は、かなり悲惨な状態の95人が出来上がります。私も高3の秋頃までは3点セットくらいしか英語の学習法を知らなかったので、「これで入試英文が読めるようになる気がしない・・・」という不安をずっと抱えていました。
塾で英語を教えるからにはある程度「誰が学んでもちゃんと結果が出るやり方」で教えていかないと月謝泥棒ということになってしまいますから、3点セットと比較して歩留まりの良い「理詰めの英文解釈」を教えていきます。
一つのセンテンスにたいし、あらゆる文法を駆使して日本語訳を理解していくので、ちゃんと覚えることを覚えてもらえれば、高3の終わりには著者の言いたいことの95%くらいは正確に理解できるようになります。
覚えること覚えたらですけどね!!!