月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

市販の参考書を使いつつ自前で教材も作る2

普段私が「英文解釈」と連呼しているのにもかかわらず、英文解釈とはどういうものなのか分かっているblog読者の割合は多分少ないと思うので説明しておきます。

英文解釈というのは、大文字から始まってピリオドで終わる一つの英語のセンテンスの文構造(S,V,O,C)を英文法を用いて論理的に定めていくことです。

という説明を与えられても高校の授業に「英文解釈」というものがないので、やっぱりピンとこないかもしれません。私自身、高校生のときに塾の先生に教わるまで「英文解釈」というジャンルが存在することすら知りませんでした。

英文構造というのは主に接続詞(等位接続詞と従属接続詞)と前置詞に気をつければ、基本的には文頭から読んでいってピリオドまでで一発で確定できます。しかし難解な構造については、一発で確定できないことがあり、そういう場合には前にもどって修正を入れながら構造を決定していきます。

この理詰めの読解が私は好きで、「文法を用いれば意味がほぼ一通りに定まる」という点に興奮します。なので、英文解釈の教材を作ることも好きです。

今、塾で「英文解釈II」と「III」として提供している演習の解説は完成するのに2年かかって、それぞれ16万語、12万語で合計28万語の大作になりました。

これの裏話は・・・

https://www.youtube.com/watch?v=oxgUqwXp3M4

f:id:sodeng:20211012210434p:plain



大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp