私たちが日本語を読むときには
「私たち」・・・名詞
「が」・・・格助詞
「日本語」・・・名詞
「を」・・・格助詞
「読む」・・・マ行四段活用の動詞
などとは考えませんが、英語を理解するに当たっては
When we read a sentence written in Japanese,...
という文で
「When」・・・従属接続詞
「we read」・・・従属節のS', V'
「a sentence」・・・readの目的語となる名詞
のように、品詞や文法を使って意味を読み解きます。
同じthatという単語でも、代名詞で使われることもあれば接続詞や強調構文など様々な用法があり、判別が必要です。
また、接続詞といっても等位接続詞と従属接続詞の二種類があり、従属接続詞にも副詞節をまとめるものや名詞節をまとめるものなど種類が様々です。
これらの細かい文法を丁寧に覚えていって、高校で習う文法の9割くらいを頭の引き出しにしまえるようになったころ、だんだんと英語を読めるようになります。
文法の用語を理解することは、細かい文法の差異を理解する上でかなり重要です。
さて、その文法用語のなかでも私が好きなものは「同格名詞節を導く接続詞that」です。
塾の復習テストでも良く出題します。
いいですね〜二重丸です。
このthatの役割は?という問題に対して「接続詞」と答えるのではなく、接続詞のなかでもどういう種類のものなのか細かく理解して暗記できてます。
同格名詞節のthatを答えられる生徒はたいてい英語がよく読めますね。