月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

公式くらい暗記しろ

90°+θや180°-θの公式を暗記してもらっては(そのうち符号を間違えるので)困りますが、青チャート程度の数学の問題の解法など意味がわからなくとも暗記しないと始まりません。

たしかに解法の意味が理解できていないとその先応用がまったくきかない無用の長物になってしまいますが、意味が理解できないからといって解法を覚えられないのではスタート地点にすら立てないのです。

塾生諸君においては、意味がわからなくてもとりあえず流れを覚えてしまって、授業のときに「ここの変形の意味がわからない」というくらいでやってくれないと、みなさんが目指したいような大学など箸にも棒にもかかりません。

大学受験というのは、10人受験したら9人が志望校に落ちる競争です。

そんなにのんびり勉強していて受かる1人にはいろうなんてムリ!

さすがにこの時期の高3で長時間勉強ができていないという生徒は当塾には一人もいませんが、高1高2あたりはまだテンションがあがっていない生徒がちらほらいます。

でも合格するような人は、普通に高1高2から長時間勉強やっていますので、今の時期に火がついていないと結果は見込めません。

みなさんが合格できなくても全国のどこかでみなさん以上に頑張っている高校生が受かれば世の中的にはOKだし私もなんとも思いませんが、せっかく保護者の方にお金を出してもらって塾に通えているやんごとなき身分に生まれたなら、ありがたく猛勉強すべき。

少なくともクラス40人中自分が一番やっているだろうと確信をもって言えるくらいじゃないと、申し訳ないので切腹してわびるでござるくらいの気持ちになると思うんですが、最近はありのままのレリゴー世代なのであんまりそういう感覚もないんですかね。

私なんかは高校時代に親から手渡された月謝袋に重みを感じながら塾通いしていましたが・・・。

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp