月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

ラジオ体操〜!

体育の授業でラジオ体操をやったという生徒が高1で複数人いました。そういえば、私も高1の最初の授業でラジオ体操をやった記憶があります。当時は「体育でラジオ体操ってどういうこと?」と思いましたが、高1の最初に数学でやるのが因数分解であるのと同じ感じで、高1の春に体育でやるものはラジオ体操、みたいに決まっているんでしょう。

ひょっとしたらblogをご覧の中高生の保護者の皆様の世代にも、ラジオ体操があったのでは・・・?

だから何だという話の展開がない今日のblogでした。so what?

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太郎ピンチ!

一週間たった我が家のプランターです。結構、大きくなりました。

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しかし太郎と二郎が虫に食われています。3日前くらいから、穴があきはじめました。

誰に食われているんだろうというのが私と妻の話題だったのですが、昨晩犯人を発見しました。

犯人は・・・

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ナメクジでした。お腹いっぱいたべたのか、からだのなかが緑色でした(笑)。

このプランターに住み着くかもしれないので、一応なめ子という名前を(安易気味ですが)つけておきました。

「なめ子が子供生んで、葉を食べ尽くそうとしたらどっちをとるの?」と妻に聞かれましたが、「どちらをとるとか、そういう考えは無い。ただ自然にまかせるだけ」というのが私の考えです。

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勉強やらなかったら怒る?

塾なので「英語はこの単語帳とこの参考書を一日どれくらいやると出来るようになるよ」とか「数学はこの参考書を○回繰り返すとできるようになるよ」ということを話します。それを伝えて、ちゃんとやる生徒もいればやらない生徒もいます。

教える側としては、生徒の学力が上がる姿が見たいので、あんまりスケジュール通りやらない生徒をみるとやれよ、と思うんですが、それを宿題にして無理矢理やらせるのも違うかなと思います。

スケジュール通りやらないというのは、やる気がないか、やっても学力があがらないと予想しているかそんなところだと思うんですが、そういう場合に無理矢理やらせても参考書を熟読することもなく、ただノートにシャーペンの芯をこすりつけて終わるのが想像できます。そんなことをするなら好きな本でも読んで時間を過ごしてくれたほうがマシです。

同じように「最近何時間勉強してる?」という質問も最近ようやくナンセンスだということに気づきました。だいたい虚偽の申告をするし、虚偽の申告にこちらが喜んで「頑張っているねえ」なんて言おうものなら、次に同じ質問をしたときにまた虚偽の申告をするだけです。勉強時間の粉飾決算問題です。

生徒が勉強しているかどうかはテストの結果でしか判断することができないということにやっと気づきました。

理想的にいえば、全員が高い意欲で勉強に取り組みつづけているというのが望ましいかもしれませんが、人間には波があってしかるべきなので、どんなに意識の高い人間だけ集めても少なからずバラツキはうまれます。ちょっとだれている様子があっても、そういう時期があるからこそ、テンション高くやっていける時期を過ごせるのだと思うくらいがちょうど良いのかもしれません。

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志望校どうする? 2

第一志望は残り時間を考慮して挑戦できる最大限レベルの高いところに設定すれば良いんですが、「残り時間を考慮して」というのはもう少し正確にいうと「残り時間で仕上げられる科目数を考慮して」という意味です。

たとえば国立大学はセンター試験で7科目が必要になるところが多く、さらに大学の難易度によって二次の試験科目が増減します。東大は理系で二次試験が英数理理国の5科目、文系で英数社社国の5科目が必要です。その下の旧帝大になると理系が英数理理の4、文系は英数国の3くらいのところが多く、さらに下がると理系が英数理、文系が英数とか英国とかで、どんどん少なくなっていきます。

普通の公立進学校の生徒が3年間使って仕上げられる二次試験の科目数は、ものすごく頑張って理系で英数物化の4科目、文系で英数国の3科目が目安です。高1の1年間をサボってしまうと残り時間が2年となりますが、2年だと理系で英数の2科目か数物の2科目、文系で英数の2科目くらいと考えてください。1年でそんなに違うの?と思うかもしれませんが、プラマイゼロからスタートする3年間と、マイナスからスタートする2年では1年以上の差があります。

この制限を考えると、だいたい目指せる上限が決まってきます。

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志望校どうする? 1

「先生みたいな大人の人みたことないです」と生徒(たち)に言われました。たしかに、私みたいに素直でそこそこ賢くて計画性があって夢を持ち行動力があるがあまりに純粋無垢なので○○高校は行ってはいけないとか高校の授業は聞く価値がないものがほとんどとか歯に衣着せず言ってしまう、まともな大人の人と一生のうちに出会えるなんてあまりに幸運かもしれません。

いや、「先生みたいな(毎日ユニクロの服ばかり着ている)大人の人みたことないです」の略だったかもしれないし「先生みたいな(精神年齢が私たちとほとんど変わらない)大人の人みたことないです」の略だったかもしれないので、真意は分かりかねますが・・・

ちなみに具体例を一つ聞いたところ「高校受験のときに面談が無かった」とのこと。たしかに改めて志望校がどうのこうのという面談はしませんでしたが、みな最初から志望校を持っていたし、過去問題を解いた点数と過去の合格点を毎週のように照らし合わせていたので、する必要がなかっただけです。

これは高校受験に限った話ではなく、大学受験でも受験する大学についてこちらから面談を設定することはありませんでした。もちろん相談されれば一緒に考えます。昨年度は高3の生徒が7人いましたが、たしか二人に相談されました。残りの五人は自分で決めた受験校をセンター後に教えてもらっただけです。

高校生というのは教師のおもちゃじゃないので、志望校を下げろとか増やせとか言っちゃいけないんですよ。

あ、でも私は隙あらば志望校は上げさせますね。第一志望というのは、残り時間を最大限努力しても合格可能性30%くらいまでしか持って行けないくらい高いところにするのが良いと思ってます。当日出題される問題との相性がよければ本当に合格できる可能性は十分にあるし、結果がダメでも、そこを目指さなかったときよりは高い学力を得ているはずだというのが私の考えです。

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