月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

5:95とはちょっと言い過ぎた

昨日寝る前に

「blogで授業:自習=5:95とか言ってみたけど、そうすると週に5時間授業受けたら95時間自習することになってしまい、95÷7≒14だから1日14時間勉強?ちょっとこれは言い過ぎたな」

と反省しながら入眠しました。

5:95

というのは誇張した表現でした。お詫びして訂正したいところですが、まあそれくらいの意識で勉強してほしいので、訂正しないでおきます。

これから高校生になる人もいると思いますが、高校の勉強は本当に難しくなるので授業でならったことをその19倍自習して消化するイメージをしてみてください。

でも難しくなるだけじゃなくて、重箱の隅をつつくような定期テストがなくなって、ちゃんと理解しているかどうか試すような問題を解くことになるので、面白くもなりますよ。

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp

塾なのに自習が大切とか言ってて矛盾してるだろ

勉強というのはやればやるほど学力がつくという点では努力を裏切らないものですが、やればやるほどちゃんと合格するかというとまた別の話で、まさに「努力した結果成功するとは限らないが、成功した人は必ず努力している」という世界です。

来年受験予定の生徒諸君においては、ただひたすら自習量を増やしてください。今年の3年生の受験と、みなさんの受験は事象として排反です。コインを10回投げて10回連続でオモテが出ても、11回目にオモテが出る確率と裏が出る確率は等しく1/2です。

 

自習時間の目安としては、

○塾の授業:自習時間=5:95

○学校の宿題や補習は自習時間に含まれない

です。

 

「塾なのに自習が大切とか言ってて矛盾してるだろw」的なことを思っている人もいるかもしれませんが、塾の授業は生徒の自習時間をより効率的なものにするために設計してあります。同じ100時間自習するにしても、塾でやり方を教わった生徒の100時間と、そうでない生徒の100時間では効率が全く違うものだというのは自信をもってお伝えできます。

たとえば「青チャートを一冊完璧に消化しよう」と思い立っても、

・例題1-20くらいまではできたが、21以降やらなくなってしまった

・ちゃんと理解できているかわからない

という問題が独学ではついて回りますが(これらは青チャに限らずあるあるの話)、塾では

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このように青チャ例題を単元毎にくぎって、生徒は「二次関数①」とか「図形と計量①②」というように自分でテスト範囲を設定し、翌週の授業では生徒の指定した範囲のチャート例題・類題から私が演習プリントを作成し、その場で解かせて添削していきます。こういう仕組みがあると、青チャートを一冊通して理解するということも精神的負担なく継続しやすくなります。

 

演習の授業では、たとえば、

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このような答案(ちゃんと答えの数字は合ってます)にたいして「日本語沿えて」とつっぱねて

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答案に仕上げてもらってマル。多少あやしいところもありますが高1でこれだけかければ十分です。

 

このように「答えは合っているけど答案がダメ」とか「答えは合っているけど過程がダメ」というのは独学では認識できないし、かといって学校の定期テストでも添削されるものではないので誰かに教わる機会がないとそのまま高3の最後までいってしまいます。

授業で指摘されたことは、自分の課題として自習に反映してください。

こういうのが、生徒の勉強の面倒をみるってことじゃないですかね〜(手前味噌)

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
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入試結果(3/9) 福井大学(医医)、名古屋工業大学、三重大学、岐阜大学

入試結果 3月9日判明分 生徒10名中

 

福井大学 医学部 医学科 

名古屋工業大学 工学部 情報工学科

岐阜大学 工学部 機械工学科

名古屋大学 経済学部

三重大学 人文学部 文化学科 

 

早稲田大学 人間科学部

東京理科大学 理工学部

同志社大学 理工学部

立命館大学 理工学部 2名

豊田工業大学 工学部(一次試験合格)

名城大学 理工学部 2名

南山大学 理工学部

南山大学 経済学部

南山大学 経営学部

愛知大学 経済学部

愛知学院大学 経済学部

東海学園大学 人文学部

 

希望の大学に合格できた生徒が多く、安心しています。

後期が残っている生徒のサポートをしつつも新年度にむけて徐々に動いていきます。



そして、年に一度のこれ!

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体験記〜!(普段誰にも褒められない私が、年に一度生徒に褒めてもらえるイベント)

人生の時間と金を費やして塾をやってて良かったなと思います。

 

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第1回保護者説明会なるもの

今日は、塾を開いて初めて保護者説明会なるものを実施してみました。

blogでも何度も書いているとおり、保護者の方が生徒の勉強面に関与すればするほど生徒の学力は下がると私は考えていて今もそれは変わりないのですが、もし保護者のかたに不安や心配があって私が多少なりとも解消できることがあればいいのかなと思って、塾の体制をご紹介しました。

教室や自習室と4月から運用しようと思っている入退室管理についてのご紹介といったハード面から、授業内容やスタッフの採用にいかにこだわっているかというソフト面まで、そして塾のかかえる課題とそれをクリアする方法、それに伴う費用負担のお願いまでの内容をご説明しました。

最後帰り際に参加された保護者のかたと軽く個別にお話させてもらいましたが、こういう場だからこそ聞きたいことや相談したいことがあったようで、説明会という形で実施して良かったです。

会社勤めしていたとき以来「お足元の悪いなかご足労いただきありがとうございました」なんて言ってみましたね。 ドヤ顔で決めましたよ!

 

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今回日程が合わずに参加を見合わせた保護者のかたもいらっしゃると思うので、また半年後くらいに実施したいと思ったのと、あと今回は清須校舎で実施だったので桜山のほうでも計画したいですね。

 

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うーん怖い

blogでもtwitterでも書いていますが私自身はコロナにたいしてほとんど恐怖感というものがなくてインフルや旧コロナと同じく「かかったら塾の授業をお休みして振り替えしないといけない・・・時間割調整がめんどくさい・・・」というものでしかありませんが、それよりよほど怖いのが4月以降の日本の経済の先行きです。

いま個人消費が縮小縮小で、ざっと

・イオンで買い物しない

・外で飲み歩かない

・旅行やテーマパークに遊びにいかない

という状況じゃないですか。

私みたいに空気読めないタイプの人間は「通常通り営業です」ときっぱり言い切れますが、協調性のある人のなかには、営業時間を減らしたり営業を休まないとなんと言われるかわからないという理由で経済活動を縮小してしまう人(や会社)もいるはずで、まだ経済がガクンと落ちた実感こそないもののおそらく数ヶ月以内に目に見える形でなんらかの影響が出てくるはずです。リーマンショックのときには派遣切りといって、製造業で非正規雇用として従事していた人の仕事がなくなって路頭に迷う人がいましたが似たようなことがありえるのではないか。

なにやら政府が資金繰り対策として事業者にたいして「保証する」と言っていますが保証するというのは現金をくれるわけじゃなくてそれがあると借金しやすくなるというもので、事業者が銀行から借金をしてコロナショックを乗り切った後は当然借りたお金を返さなければいけません。正直、コロナで直接的に亡くなる人よりコロナ後に首が回らなくなって社会的に死亡あるいは自殺でなくなってしまう人のほうが多くなるのではとすら思います。

高校生はそんなこと気にせず(かかっても風邪のような症状しか出ないという話です)、学校がなくなったことで自習タイプの人間にとっては大チャンスなので、今のうちにがっつり勉強しておきましょう!

 

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