理想について書きましたが、学力という結果は出すことが前提です。
結果を「出す」のは生徒であって私ではないし、かといって結果を「出させる」わけでもないので、結果をだすという表現が適切かどうかは分かりません。「出すようにリードする」のほうが適切ですね。
補習しまくって勉強漬けにするのであれば結果を「出す」と言ってもよいかもしれません。が、私は授業はできれば減らしたいし、「もう全部学びました」といって卒業してくれる生徒が一人くらいでることを期待しています。学力を一番得られるのは授業ではなく自習です。ではなぜ授業をやるのかは、また別の機会に書きます。
どれだけきれい事を言っても、お金を払ってくださっている保護者のかたそして貴重な時間を使って毎週塾に通ってくれている生徒が「良かった」と思ってくれるのは唯一学力があがることだけだと、私は考えています。
幸い、自分が高校生のときに底辺レベルまで学力が落ちた経験があり、そこから短期間で慶應合格レベルまで学力を上げることができたので、生徒がどこでつまずいているかはスカウターで「戦闘力5か・・・」と見るくらいの感覚で、透けて見えます。やるべきことはある程度正確に判断がつくので、言うとおりにやってくれれば遅かれ速かれ学力は上がっていきます。
その過程で生徒とどう接するか、ここでは私の勝手な理想でやらせてもらってます。