月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

塾で余裕をもって教えられる時期の目安

大学受験の数学は問題が多すぎて多くの高校生にとって網羅しきれずに受験を迎えることになるんですが、おおよそ目安として

文系の人 高2夏まで(今くらい)

理系の人 高2春まで

に入塾してもらえると塾で入試範囲を一通り教えることができます。

高3から入塾する人はかなりやばい状況になっていることが多いですが、そういう状況からだと全ての分野を網羅することは無理なので、出題頻度の高い問題に絞って教えて行きます。ただどうにかできる限度がありますので、ヤバイ状況からスタートしてちょっとだけヤバイか普通くらいまでにもっていけるかどうかという感覚です。

これを聞いて一刻も早くご子息・お嬢様を通塾させたいかたもいらっしゃるかもしれませんが、通塾する本人に問題意識がないといくら入塾が速くても意味が無いので、機が熟すまで待って頂くのが良いと思います。

そういえば昨年、一度入塾面談予約があって「やっぱり本人に行く気がないのでキャンセルします」という連絡があって、予約をキャンセルしたことがありました。

数ヶ月後にまた予約があって入塾することになりましたが、本人の気持ち優先というのが大切です。高校生くらいになると、納得しないと行動しません。