月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

可視光とは

先日、長野県に遊びにいったときに珍しいものを見ました。

目の前の山すれすれに虹がかかっています。

太陽光は普通白色ですが、この白というのは可視光の波長が混ざり合ったときに作られる色です。可視光はだいたい400ナノメートル〜800ナノメートルほどの波長で、最も低いほうから紫、青、緑、黄色、赤と色が変化します。

太陽光から放たれる可視光ミックスが空気中の水滴を通過するときに分離されて、虹が見えるという仕組みです。めんつゆを分解して、鰹節、昆布、しょうゆ、みりん、酒などが出てくるようなイメージです。不思議です。

さらに不思議なのは、実は人間の目というのは凸レンズらしいのです。凸レンズといえば光を集めるレンズで、中高の理科では倒立の実像ができあがると習います。

倒立というと、物体が逆さまに見えるということです。でももちろん私たちは物体の逆さまな像を見ているわけではありません。不思議です。

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
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