大阪城を見てきました。
初めて行ったんですが、大きさに驚きました。大阪城に攻めた武士さんたちも、「こんなん攻めても落ちないでしょ」という気持ちになったのでは?と思うくらい、とにかく大きくて広い石垣!
石垣は見るからに風化した花崗岩。岩石は表面が風化すると同定が難しくなることが普通ですが、花崗岩に限っては、風化した表面が独特の汚さなので遠目からでも分かります。
お城の石垣って、ご当地の石でできていることが多いので観察すると興味深いです。
いつみても綺麗だと思うのは石垣のこの部分。
角の部分がなめらかに末広がりになっていて、図形的に美しいだけでなく物理的にすごく安定していそうです。
こういう歴史資料をみると、建造当時からこのような綺麗なカーブになっていることが分かります。当時の石垣職人に、石垣製作のこだわりをインタビューしてみたいです。
古い石垣の花崗岩をみたり、たぶん最近作られたであろう石垣の花崗岩をみておなかいっぱいになったので、お城のなかは行きませんでした。わざわざ入場料払って見学するなら、犬山城とか松本城みたいな現存天守がいいです。