短期集中 英語教室TSEの3-4月期が始まりました。
さっそく受講生たちが次々と
She is from America.
を
彼女の出身はアメリカです。
と訳しており、しめしめ・・・と思いながら添削するのでした。
もちろん正解は
彼女は、アメリカ出身です。
です。「そんなに意味かわらないじゃん」と思う人もいるかもしれません。
でもこういう簡単な文でSV構造を考える癖をつけないと、あるところで英語の読解力は頭打ちになります。
そのあるところとは・・・初見の英文です。
正直、学校のテストを乗り切るくらいだったら精読なんてできなくても、なんとでもなります。学校の成績で4くらいならとれますし、下手したら5もいけるかも。
でもこれを続けると、高校入試手前くらいでちょっと雲行きの怪しさを感じて、高校入学後に進研模試で偏差値40くらいをさまよい続けることになります。
高校2〜3年生になってもこの手の「単語の足し算読み」をしている人を教えるのは先の見えない恵那山トンネルを進んでいる気持ちになって、なかなかタフなんです。高校2年でこの読み方をしていたら、修正するまで1〜2年はかかります。
そういう経験を何度もしてきたので、変な癖がつく前に中学生のうちからなんとかしてやりたいという思いでTSEの授業を開発してきました。
なので、こういう間違いをする中学生を教えられて楽しいですね。