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月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

授業だけじゃないんです塾って 2

「受験の指導」というのがどういうものなのか、大変に誤解をしている人が多い、というか高校生やその保護者で分かっている人なんてほとんどいないと思います。

大量の補習と宿題が良いとされている地域です。私の言うことなんて、100年たっても理解できないでしょう。

勉強を長時間するということは、学力を得るための行為としては極めて末端のことです。もちろん長時間の勉強は合格するためには必要なことですが、それだけでは学力が上がるどころか下がることすらありえます。

「毎日何時間もやっているのに、模試の成績が毎回下がる」という悪夢のような経験に悩む生徒を、開校2年にして数人見ています。本人からしたら不思議でしかたないことのように思えるでしょうけど、私からすれば原因も解決策もだいたい予想がつきます。

「学校で教わる勉強というのは、おそろしく無駄だらけ」というのは、私が十数年前に塾で勉強を教わるようになったときの感覚です。私は神奈川県の公立高校、それも宿題なんて3年間で何回あったか?というレベルの放任スタイルのところでしたが、放任だろうと管理だろうと教える人間は同じ公務員でたいして変わらないでしょう。愛知県の高校で教わることも、無駄だらけだろうというのは想像に難くありません。

学力に直結する勉強と、しない勉強があります。昨日、1000点満点の入試で100〜200点は寄与できる自信アリと書きましたが、学力につながる勉強を教えてあげられるのでそう思うのです。

たとえば、私は数学の授業で青チャートを使っていますが模試でそれなりに結果が出る生徒にはよりハイレベルな参考書(一対一など)を紹介します。これが学校なら「宿題とテストをやっておけば大丈夫」と適当な返事をされておしまいでしょう。

逆に、数学がダメで体験授業にくる生徒には「教科書からやりなおします」といって教科書を勉強させますが、学校なら「宿題とテストをやっておけば大丈夫」くらいの返事しかもらえないのでは。

教材選定一つで、同じ100時間の勉強でも模試の偏差値はずいぶん変わります。生徒のステージごとに適切にアドバイスできれば、入試当日の点数が塾にこないより100〜200点くらい上がるだろうと、思えますよ。

こういうアドバイスは生徒の学力を適切に把握していないとできません。高校の面談ではまずもらえないアドバイスでしょうし、予備校にいっても得られるかどうか。ネットで検索してもあなたにぴったりのアドバイスは落ちてませんよ。

私は授業中のテストで全員の解答を見ているし、ヒマがあれば模試結果を頭にいれています。生徒のことをちゃんとみていないと、何も出来ません。

「長時間勉強すること」は学力を上げる行為においては末端ですが、逆に、最も根幹にあるのは「何を、どう学ぶかを決めること」です。

毎週末数学のプリントを宿題にだして、間違えたところを赤ペンで修正させるという勉強した気分になるだけの指導が果たして良い指導なのか、是非考えていただきたいです。

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp