「これからの日本の論点2018(日本経済新聞社)」という本を買ってみました。慶應の小論対策です。ざっと目を通してみたんですが、なかなか面白い。とくにグローバリズムのところが良くまとまっていて勉強になりました。
産業革命から始まるグローバリズムの流れは、まず先進国が財を輸出するところから始まって、次にオフショアリングといって賃金の安い国へと生産拠点が移り、今は生産拠点が先進国に戻っているところなのだそう。私はてっきり、アジアに生産拠点が移ってアジアの賃金が上がったあとはアフリカや南米あたりに仕事がさらに移っていくのかと思っていたんですが、そっちまでは行かないんですね。
少子化による労働人口確保の問題も頻出なのでおさえておきたい点です。
小論文ってある程度出題される話題が決まっていて一通りの話題については事前に考えを持っておかないと当日いきなり書くのは無理です。かといってあまり時間を割ける科目でもないので、やり過ぎないよう気をつける必要もあります。
小論文は自分の考えが賢くなっていく実感が持てる科目なので楽しいですよ。