月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

ジムで筋トレです

最近やたら疲れやすくて、家に帰るたびに「あー疲れたー」とオッサンくさいことを言っている自分に嫌気がさしてきたので、筋トレすることにしました。

会社員時代はゴールドジムに週2で通っていたくらい筋トレが好きだったのです。でも塾を開いてからはたまにカルチバ新川にいくくらいで、最近2年は何もしてませんでした。

塾から5分のところにアルコという、これまた市の施設があってその中にジムがあるので朝10時からいってきました。この時間は見事にご老体しかいませんね。こういうときに、自分は起業したんだなって思います。

ジムの利用料金としてはカルチバが490円でアルコが610円でアルコのほうが高くて、設備的には大差ありませんが、アルコだとこの610円でプールとかお風呂も利用できるみたいです。ジムだけで490円にしてくれねーかなと思うんですが、塾でもへんなプライシングしないように気をつけないと・・・。

それにしても運動は気持ちいいですよね〜。身体に血が巡っていくので、スッキリしますね。運動で汗をかいたのはほんと2年ぶりですね。

 

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清須市の大学受験 相伝学舎
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塾にきてなかったら・・・

昨日紹介した新しい先生は、一年の浪人生活を経ています(得点開示を見せてくれたときの記事→ 0.5点! - 月刊木村:清須市で営む塾での日々)

 

当然、今年の入試結果として含めていないんですが、一方で高校の合格実績ってたいてい浪人生を含んでますよね。まあ全国的にそういう習慣なんでしょうけど、ラスト1年の面倒をみていなくて含めるのは感覚的にはすごく微妙ですね。

でも昨日、「この塾に来てなかったら、今年も獣医ダメだったかも・・・」とすごくいいことを言ってました。これで私は1週間くらいやる気upです。ついでに、blogで自慢しておきます。

当塾に来ると、人によっては考え方がすごく変わっていくので、そう思う生徒もいるでしょうね。常識にとらわれず、論理的にものごとを判断できるようになります。でも高校生が常識にとらわれず論理的に判断できるようになるというのは場合によっては「浮く」に近いので、当塾に興味をもっている人で浮くのが怖い人は、無難に東進あたり行っときましょう。

さて、あらためて振り返ってみると、第一期の生徒は6名いまして医療系に進学した生徒が3名で、一人は医学部、一人は薬学部、そして獣医学科ということで、順当にいけば将来は医師、薬剤師、獣医師として活躍されることになります。士業の割合高っ!

ちなみに獣医師というのは、岐阜大30人にたいして求人1000らしいですよ。動物病院の就職がほとんどかと思いきや、半分くらいだとか。興味のある仕事を選べるというのは魅力的ですね。

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先生が増えました

6月からの新サービス?ということで、あたらしく先生に来て頂くことになりました。当塾の卒業生で、いまは岐阜大の獣医学科に在籍しています。勉強の質問や相談にのっていただくいわゆるチューター的な存在です。

毎週土日のどちらかに塾に滞在してもらうので、塾内に掲示している予定を見て、質問や相談のある人は気軽にしてください。対応科目は二次が生物、英語で、センターが国語、倫理政経、化学です。

岐阜大を志望したい、生物や化学で分からないところを聞きたい、獣医に興味がある、木村の言うことを実は信用出来ていない、この塾は実はヤバいんじゃないか、最後まで通塾して大丈夫なのか、など、気軽に相談してください。

塾の卒業生なので、私より諸君の気持ちを理解してくれると思います。

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体験記を真に受けるな 2

合格体験記というのは、前提、つまりその人の15歳までの学習歴をすっ飛ばして高校3年間(あるいは2年間、1年間)の受験生活に絞った記録ですから、自分が参考にするときには前提を推測する必要があります。

前提のほか、分母も無視されがちです。「部活も学校祭も全力で取り組んで、引退後に勉強に集中して第一志望合格☆」みたいな、いかにも普通の高校生が憧れそうな作文の書き手1人の後ろには、部活も学校祭も全力で取り組んだあとに第一志望どころかどこにも受からず悲惨な結果を受け入れた高校生が何人いるでしょうか?

たしかに、勉強以外のことをエンジョイしまくった後に第一志望に合格するような人もいます。でもそういう人はいったいどれくらいの割合で存在しているのか考えてみるべきだし、そうやって受かる人はものすごい集中力があるとか、実は高1から部活が終わった後に毎日自習室通いしてたとかいう背景があるんじゃないかと想像しないと。

その他にも、組織が発表する体験記はフィルターがかかった後のものであることも覚えておくべきです。たとえば「学校の勉強をすっぽかして、全部自習したら受かった」などという体験記が生徒から提出されたとして五条高校が発表するでしょうか?「学校の定期テストは大事なので高1の頃から少しでもやっておくべき」のような体験記しか後輩達に配られないに決まっています。西春だって同じでしょう。

ちなみに、名古屋市内の高校はリベラルなので、予備校がどうのこうのと書いてある体験記をHPにアップしているところもあります。

私のところはというと、フィルターこそかけていないものの、うちの塾生として最後まで在籍している時点でフィルターがかかっているので、やっぱりフィルターはかかってます。 

冷静に判断しましょう。

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体験記を真に受けるな 1

合格体験記を読むと「ビリから1年で慶應合格!」とか「部活終わった後から受験勉強を本格化して東大合格!」とか、自分も真似したくなるものがちらほらあります。そういうのを読んで、やる気になるのはいいことなんですが、真に受けるのも問題です。

というのも、そういう体験談というのは本人が本当はどういう学力を持っていたのか全く想像出来ないから、自分と比較できるかどうか分からないのです。

たとえば「ビリ」っていっても、実は英語と数学は学年で半分くらいだったのが、その他の科目で引っ張られて学年ビリなのかもしれないし、「偏差値40からの」とかいってその偏差値が駿台の東大実戦模試だったら、レベルが低いどころかそこそこです。

合格体験記の難しいところはここで、書いてる本人のスペックが読んでいるあなたのスペックと近ければいいんですが、遠い場合には全く参考になりません。

なので受験勉強で作戦を立てたいと思った時には、まず自分の学力がどの程度なのかというのをしっかり把握した上で、そこから志望校の合格レベルに持って行くには何が必要かという考え方をしましょう。

情報が手に入りやすい時代ですが、手に入りやすいからこそ難しい面もあります。 

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